僕にとって、涙を流すほどの綺麗だと感じるものは、強かさと儚さでできてる。その2つの要素を持った上で、巧妙な均整を持って。あっと言わせる様相に、うっとりと、ゆっくりと、私はそれに溺れてゆく。
人間社会で生きていると時間制限に悩まされる。期限はいつだの効率を上げろだの…コミュニケーションをとる際にも、できる限り素早い返答ができる方が望ましい。求められるのはASAPだ。そういう社会の中じゃ、時間をかけて咀嚼する前にうっかり自分の好きなものが何であるか答えてしまうことがよくある。
主観を表現するには記号が必要で、記号として日本語を用いるにおいては、コードに沿って翻訳しなくては意味が伝わらない。前もって準備しておかないと、翻訳するのに時間がかかって焦り、終いには本当にそれが好きなの?とか言われてしまう。だからそうならないよう、本質を理解する前に、偽った、仮の感情表現をしようとして見事に失敗する。そんな稚拙なことをしていては、こちらの感動がキチンと伝わるわけがない。
人と会話してばっかりいると、日本語に翻訳する時間が足りない。もっと沢山の時間、綺麗なものに夢中になっていたい。完全に人と距離をおくのは難しいだろうけど、感性のアンテナが壊れないように、今はそっと離れていたい。変人で気の置けない、敬愛する友人2人を除いて。
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感性は死なせないよう、小鉢でそっと世話しなくてはですね。
たまにでかい水槽でデーン!と感性を見せびらかす人がいますが、それが美しければ作品になります。
お仕事においては、求められてることできてるから立派じゃないですか!
ビジネスにおいては、本心の正確な表現よりも「阪神が好きです!」みたいな分かりやすさが好まれますから
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