過去ばかりに囚われてる
こんな自分、大嫌いだ…
キミは今何処にいるのかな…
聞いてもそんなの分からないし、絶対会えないけれど
でも、会いたいんだ
分かってても会いたいんだよ…
どうしてボクが生きてて、キミがいなくならなきゃいけないの?
ボクがキミの代わりになれたらどんなに良かった事か…
そんな事ばかり考えて、皆を傷つけて…
でも、こんなの、誰も望んで何かないんですよね
あの日以来キミの時間は止まったまま
ボクの時間も止まったまま…
あの時からもうすぐ5年が経つ
ボクはもうすぐ高校生になるんだよ
でもキミはなれない…
悲しい…悔しい…ずっと一緒にいたかった
一緒に小学校卒業してさ、中学でも二人でバカやって…
皆から呆れられてさ…でも、それが楽しくって
そんな日々がこれからもずっと送れるんだとばかり思ってたよ
キミがいないとボクは何も出来ないんだよ
一人じゃ楽しくないし、面白くもない
もう一度キミの顔が見たいよ
一緒に笑い合っていたいよ
勝手にいなくならないでよ
ボクだけ置いてかないでよ…
どうしてありがとうも言わせてくれないの
せめてお別れの言葉くらい、言いたかった
…怖くて、顔、見れなかった
お葬式も…すごく怖くて…体調崩して…
その後も信じられなくて…
精神的に病んじゃって
全然会いに行けなかった
あの時のボクは、本当にとても弱かったんだ
とても脆くて、すぐ壊れてしまう
そんな奴だった
ごめんね、何も出来なくて
ごめんね、弱くて
こんなボクを許して下さい…
キミは今でもボクを覚えてくれていますか?
今でもこんなボクを親友だと思っていてくれていますか?
こんなボクを許してくれますか…?
ななしさん
とても、とても大好きな友達だったんですね。
一緒にいた時が、楽しすぎて忘れられないくらい、大好きだったんですね。
それはきっと、その友達も一緒だったでしょうね。
ずっとあなたと一緒にいたくて、いろんなところへ遊びに行って、楽しく過ごしたいと思っていたんでしょうね。
でもそれが出来なくなってしまって、その友達も悲しんでいるんでしょうね。
ごめんね、って。
一緒にいられなくなって、ごめんって。
きっと、あなたが友達にごめんって思っているのと同じくらい、ひょっとしたらそれ以上にごめんって思っているんじゃないでしょうか。
自分のせいでそんなに悲しませてごめんって。
きっと、あなたには幸せになって欲しいって、思っていると思います。
自分のことは忘れてもいいから、ううん、たまに思い出してくれればいいから、人生を楽しんで欲しいって、思っているのではないでしょうか。
その友達は、今でも変わらず親友でいますよ。