本の角で好き放題に腕を殴ると白く傷跡が浮き出る
普段は見えないものがそこにずっと巣食っているのだと気付かされて虚しい
気が済むまで殴ってから腕の中で大静脈やら何やらが破裂したらどうなるのかと恐ろしくなって泣く
ついでに最近は八つ当たりばかりで、嫌な方向に幼児退行してる
ペットに舌打ちをするとびくっとして逃げていく
以前私が舌打ちをした後にずっと睨みつけたり壁にものを投げたりしていたのでそれで学習したのだろう
ただでさえ臆病な子なのに可哀想 もう一匹は機嫌の悪い私からも大事にされているから余計可哀想
かつて怯える側だった私は怯えさせる側に立つことにもう躊躇いがない
ぬいぐるみを複数同時に愛せないことに罪悪感を覚えていたりもしたが、もう生身の動物を差別的に愛することにすら罪の意識がない
私はもう、優しさを欠片ほども持ち合わせていない
本当は優しいだとか機嫌が悪いとそんなこともあるよとか、そういう妄言を吐けるのは私が荒れているときその場に居合わせていないから言えるんだ
私を優しいという人は多分、モラハラなパートナーを掴みやすいと思う
これがここまでの集大成かと思うとなんの言葉も出ない
いや、出てるけど
短気になることが成長で諦めることが成長なのか、ふーん
そうか
それは確かに、死んでおくのが正解だったな
碌でもない
何の努力もせずに生きながらえることが間違いだとは言わない
しかし、である
このまま行けばそのうち私は人を殺すように思えてならない
最後の一瞬の躊躇いが、もう存在しないかもしれない
たがを外さない冷静さが既にないことは明らかだ
何の罪もない他者に殺意を覚える前に、自分を殺しておいた方が得なのでは?
あーでも殺意くらいはもうあるな余裕で
手遅れか
寝ている人の首を絞める想像をする
枕で口を塞ぎその上に乗って全体重をかけて
通りを歩いている人に刃物を突き立てる光景を描く
瞬発力とかないから刺せてせいぜい1人だろうな
でもまだ、今はまだ、実行する気にはならない
この まだ がいつ 今なら に変わるのか
なんかもうどうでもいいんだな
私はくずだった
一度失敗したら終わりだった
馬鹿真面目の行く末はこうだった
やりたいことを自分でやるべきでないと決めつけてきて、挙句にその犠牲すら無駄にした
さて、ここまで全部自業自得なのである
一度殺意やら強烈な悪意やらを見ず知らずの他人に抱くと、そういうことを思うハードルが著しく下がる
通りすがりの人間が全員人生上手く行っているわけじゃないのは百も承知だが
それでも幸せそうで鬱陶しい妬ましい憎らしい
ただ私は努力を怠っただけなので妬む権利すらないのだが
理性では全部分かり切っていると思う
持て余した感情が溢れるだけ
多分これが無敵の人とかいうやつなのだろう
失うものはあるが失うことに損失を見出せない
優等生街道転落人生まじウケる
もしいつか事件を起こしてニュースになったらこういうのも発掘されるのかもしれない
とりあえず端末を初期化するまでは刃傷沙汰など起こさない、と思いたい
まあIPアドレスなどで特定されるのかもしれないけど
プライドだけが無駄に高く、歪んだ価値観を是正することなくそのままにしてきた私は、きっとその程度のことでしか保険をかけられない
すべてを理想通りにできないならば全部その真逆を突き進んでしまえとしか思えない
これが完璧主義の行き着く先だよ、ここまで読んでくれた人は覚えといて
事件を起こしたくなる前に完璧主義はやめるべきだった
100%は目指すな、90くらいにしとけ
荒削りでも完成させることの方が大事なんだ、多分ね
私はもう手遅れだ
全部どうでもよくなっちゃった
というよりはどうでもよくないから真逆を生きたい
あーあ、意思通すの遅かったなー
人間欠陥生じてからじゃ全部無理だよ欠けてるんだもん
ねー当たり前だよねー
ふふ、何書いてるのか分かんなくなってきたっ
ノリとか平和とかもう全部壊しちゃえああそういうことじゃないのかなんだっけ何を思ってたんだっけ?
思考掴めなくなってきたな
思考はもとより掴むべきではない
自分の生き方の不器用さだとか他者への不信だとか無力感だとかそんなものに目を向けるくらいなら客観視なんて全然捨てて構わない
実害が出てから対処すりゃいーじゃん
結局万能感に溢れてる人ほど得してるのはそーゆーこととしか思えないねー
はあ、ここらで終わりにするか
そこそこ優しくてそこそこ学力があってそこそこ真面目に努力できた子は、あっという間に攻撃的で何の取り柄もない大人になり下がりましたとさ。おしまい。
この劣化が思春期の2〜3年で起こったと思うと本当に濃い期間だったな〜と思います
実りが多かったですね、マイナス方向に
ここまで頭がおかしくなると知っていれば学校くらいやめれば良かったですね
どうせレールから外れるのならばもっと正常なうちに外れておくべきでしたね〜
さあ、流れるのかしらこんな様子のおかしい文章