2年前に大学に入ったときはコロナで授業は全部オンラインになり、入校も制限された。
コロナなんてすぐに終わるだろう、そしたら友達もできて毎日が楽しいと思える生活になってくれるだろう、と願っていた。
でも数日おきに大学から届くメールは学生の中で感染が確認されたことしか届かない。
いつまで続くんだろうと不安になったころにはもう遅かった。
周りの人間は既にグループを作っていて、自分は浮いていた。
なんでみんなそんなに仲がいいんだ。
大学は入れない、入ってはいけないんだと言われているだろう。
君らの迂闊な行動が、医療従事者をじわじわと苦しめるのだぞ。
でも本当に苦しんでいたのは自分だった。
コロナ対策を盾に、コミュニケーションが苦手なことを正当化していた。
そして突然、現実逃避を始めた。
とある日、自分は提出物を提出できなかった。
その提出忘れは単位の取得につながらないものだった。
その瞬間、あぁ、もうどうでもいいやと笑った。
もう知らない、もういいや。
後悔も焦りも消えてから自分は大学の講義に参加しなくなった。
購入したパソコンで毎日遊んで、食って寝るだけの生活。
人間関係も、課題も、勉強も、大学生として辛いすべてのことを忘れてしまった。
しばらくして10月。
親から戻ってこいと言われる。
そのころにはもうとっくに限界だった。
親に内緒で通った精神医の診断によると、躁鬱。
ついでにADHDと、自閉症スペクトラム。
もう満点、役満だった。
やっぱり自分は普通ではなかった。
毎日が苦痛で、生きていたくない。
さっさと死にたい。
これから生きても苦しいだけ。
そのことを親に旨に伝える。
親は聞く耳も持たない。
そんなものは病気ではない、思い込みだ。
しっかりしろ。
その言葉だけ。
自分は親が好きだし、その言葉を素直に聞き入れてまた大学に通う。
でも、やっぱり途中で無理だとあきらめてしまった。
やっぱり、自分ができるわけないよなって。
もういっそコロナに罹ってしまおうかなんて考えたりした。
コロナで運が良ければ死ねるよな、と。
でも年齢が若いから確実性がない。
じゃ、どうしようか。
そんなことばかり考えていたらすでに二年が経っていた。
大学は休学して、今は実家の引きこもり。
親の態度は毅然として変わらない。
しっかりしろとだけ。
しっかりってなんだ?
働けばいいのか?
元気に振る舞えばいいのか?
それともまた大学生になればいいのか?
でも、だけど、どうせ。
その言葉が後に続く。
自分はもう、普通の人間みたいに生活ができない。
四六時中自殺のことを考えているくらいならどこか遠い場所に行って死にたい。
沢山のお金と時間を費やしてくれた両親はありがたい。
それに両親は好きだし、迷惑もかけたくない。
だから自分みたいな人間と関わらせたくない。
いつの間にか消えて、忘れてほしい。
自分の居場所は世界のどこにもない。
いや、居場所なんていらない、無くていい。
家族も、友人も、金も、時間も、希望も、夢、幸福も、何もかもが自分にはあってはならないものだ。
生まれたことすら間違っていた。
どうにかして、すべてから逃げたい。
解放されたい。
自分の何もかもを犠牲にしていいから
存在自体が消えたらそれで解決するよな。
なんでこんな文章を書いたのか、わからない。
けど、自分がいたという痕跡を世界のだれかの頭の片隅に一瞬でも置けたなら
生きている実感を湧けるのかもしれない。
こんな重い文を最後まで読んでくれてありがとう。
貴方に幸せな毎日が送れますように。
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ななしさん
辛いですよね。
じゃあどうしたらいいの?という気持ちもよく分かります。
私も素人なので自分がやってきたことしか伝えられないのですが、
何よりもまず、理解だと感じています。
発達障害というモノを、正しく理解すること。
自分の特性を知ること。
この二つを自分自身が正しく理解するだけでも、苦しさの度合いが変わってきました。
すごく時間がかかりましたが、いろんな本を読み、その中でも発達障害の困りごとについてのノウハウ本みたいなのが私は分かりやすかったです。
読みながら、あーなるほどこういうことなのか!と不鮮明なものが鮮明になったり、あるある!それ私だ!というような共感もあり、とても分かりやすい本もあります。
発達障害を理解するということは、長年知りたかったことが分かった!という感じでした。
それが基礎になりました。
そして、発達障害は、普通のようにはいかないけれど、工夫したり、時には自分の特性に合ったものを取り入れたり、周りに正しく理解してもらったりサポートしてもらうことで、生きやすくなれるのかなぁと、今は少し光のようなものがみえてきた感じでいます
まあ、それでもワチャワチャしてますが(^^;。
主治医と相談しながらでもよいですし、私のように部屋に引きこもったまま本をアレコレ取り寄せて読んでみるのもいいかなぁと思います。
重い文と書いておられますが、先のみえない不安や絶望感、周りに理解してもらいことによる誤解の言葉。
重いものを今は抱えてらっしゃるということなのだと思います。
その辛さが、よく伝わってきました。
私の書いた事が正しいとも限らないし、小瓶主さんが求めるものとは違うものかもしれないけれど、「じゃあどうしたらいいの?」という迷路を抜け出すヒントに少しでも役立てばと思いお返事してみました。
気持ちがふさいで何も考えたくなくなったり、全てから逃げ出したくなったり。いろいろだとおもいます。
どうぞご無理のないように。
このお返事は、こうしなさい!というものではなく、こんな人もいるんだーという感じのものです。
どこかに転がしておいてください。
そのぐらい気負わずに、受け取ってくださればありがたく思います。
長文失礼しました。
ななしさん
あなたの苦しさわかります。
今の学生ってすごいかわいそうだなって思う。
中・高校生もイベント事は中止、延期、普段から他の同年代と会うことすら制限される。
10代、20代の楽しい時期に、大事な大事な希望に溢れていただろう大学生活が思ってもみない生活になって、あんまりだなって社会人の自分ですら思います。
ただ気休めに聞こえるかもしれないけど、聞いてくれるかな?
私も発達障害気味の人間です。
はっきりと診断されるのが怖くて受診していないだけの、ほぼ確実に発達障害の人間です。
そしてそこそこの大学を卒業していますが、発達障害を持ちながらの対面授業も中々に大変でしたよ。
必死に友達作ろうとしたけど、空気が読めていないのかコミュ障なのか全然できなかったし、大学行ったら最初の方はちょっと話してた人とかもすれ違ったら素通りとか普通にあったし、仲良さそうにしてるグループを尻目に家帰ってぼっちメシとか毎日だったし笑
だからってなんの慰めにもならないのかもしれないけどさ。
オンライン授業もキツいだろうけど、普通に通学して対面授業があったとしても、それはそれで病む要素たくさんあるよ。
ほんとにこんなこと言ってもなんの解決にもならないけどさ笑
もしコロナが起こらずオンライン授業ではなく対面授業だったらこんなことになっていなかったとかって思ってるんなら、そんなことないと思うって言いたかった。
そんな何を言ってもどうしようもないことに悩んでいたら、時間もったいないからさ、少しでも前を向けるようにお返事してみました。
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