最近夢を見てもだいたいあの子がいて朝からちょっと浮き足立ってる。でもそんなのばれたくないし、知りたくもないだろうし、私のことはあんまり好きじゃないだろうから今日もあんまり話さないでおこうと思った。朝登校中の友達との話で自分がいじめもどきとはいえターゲットにされたことにかなりショックだったらしくその友達も言い吃りながら落ち着く表現がなく一番ましだった表現なのか傷心していたとだけ言われた。昨日はあの子のそこら辺のちょっと踏入ずらい、入ってほしくないところに入るまいと思ってできるだけいつもの調子のいいうざいやつでいた。普段からこんなに考えずに生きているからここで言語化すると自分でまだ気付いていないことも多いなと思う。どうやらあの子が昨日、今日と私に近付いてくるのはもしかしたら私のこの好き避けにさえ近い行動に違和感を持っていた上に、精神的に傷付いてちょっとした休憩に来ていたのかもしれない。そうとも知らず私はというとあの子があまり喋ったことの無い後ろの席の子の部活の千羽鶴を折るのを手伝って休み時間を過ごし、班の組み合わせやら何やらと一緒に行動する予定の隣の子と優雅にランチしていた。移動教室の際はクラスの仲の良い人達が出てから行こうとしたが、あの子に手を引かれて一緒に移動自体はした。渡しはあの子はきっと私の親友といる方が気が楽だろうと思ってここ最近もそうだったが勝手に隣に並ぶことを避けていた。もともとあの子が精神的に弱っているところを知っている人間はそんなにいないと思うし、好きな人間にこそ見せたくない姿だからどうでもいい友達枠で大声でそう言う状態を言いふらすことはない私がましだったのかもしれない。私の親友がいくら心配性とはいえわざわざ電話してきて相談に乗ると言ってくるぐらいには私の最近の挙動は特に可笑しかったらしい。いい友人を持ったものだが一番嫉妬する時の相手は親友である。辛いとは思うがあの子が笑えるならそれでいいのかもしれない。あの子の安全基地になれるなんて早々ないだろうと思うし、実際あの子が怖くない世界が増えるならそれに超したことはない。だから私がこの意味の分からない間抜けな感情をコントロールさえできれば完璧になると思う。あの子が私のことをどう思っているのか気になってしまう。
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