名前のない小瓶
花楓。
僕はね、、君が居てくれたらなんでも良いよ。
大切な人が、大好きな人が一緒に居てくれたら、それだけで十分なんだよ。
そんな人が居たらどんなに辛くたって、苦しくたって頑張れる。生きていける。
君がいなくなって
僕は辛くて、
ホントは死のうかって思ったけどさ、
また逢いたかったから
今もこうやって生きている
君が居たという証拠を集めて、
君を探して生きている
助けたいって言ってくれてありがとう。
でもね、だったら僕のところに戻ってきてよ。
また花楓として、ちゃんとここに居てよ。
それが僕の救いになるから。
君がいつものように話してくれるだけで、
居てくれるだけで
安心できるんだ。
やっぱり、死ねないんだよ。
だから、生きる力が欲しい。
その勇気が欲しい。
そんな存在がいれば、貴方という大切な人がいれば
僕は生きれる。
僕は頑張れる。
僕はまた笑える。
お願い。
戻ってきてよ。
小瓶ありがとう