気が付いたらもう21歳。
気が付いたら成人していた。
私は今、大学生だけど正直何一つ成長していない。
多分、中学生くらいから変わっていない。
理想ばかり考える癖にいざ行動を起こそうとするとできない。
できない理由を並べてどうしようと悩んで
一体何年の月日が無駄になったのだろう。
私が実行もせずボーっとしている間にも周りは進んでいく。
「こんなところに勤めたい！」
「今働いてるよ」
「こんな風に過ごしたいな～」
みんな、未来が見えている
自分が今後どう過ごしていきたいのか、どうありたいのかが見えている。
それに引き換え私はどうだろう。
「やってみたい気持ちはあるけど、どうしよう」
「ここまでしてもらったのにどうしよう」
「この仕事に就くために大学に通っているのに今更その仕事につかないなんて言えない」
ずっとこんな感じ。
なりたいと思った気持ちは本当。
でも、ほかのものもやってみたいと思った気持ち本当。
どちらもやれる方法はないかと模索してみたけれど無理そうだった
体力的にも技術的にも規則的にもどちらかを選ぶしかない。
なのに選べない
その結果がこの惨状。
他の道を悩んでいる間にほかのみんなはどんどん進んでいた。
悩めば悩むほど勉強に身が入らなくて成績も落ちて
どうにかしようと思っても他ののやりたかったことが頭をちらつく。
どうしようどうしようそればっかり
きっと私はこれから先もずっと「どうしようどうしよう」そればかり言って何も進まないんだろう。
今の成績で奇跡的に就職できたとして。
そのさきは。。？
ずっとどうしようとおもいながら
決められずに結局悩んで中途半端になって終わるの。。？
自分なりに意味のある人生を送りたかった。
その為の選択だった。
だったはずなのに。
もうわからない
考えなきゃならないことが増えて、やらなきゃいけないことも増えて、責任も増えて
もうわからない。考えたくない
ずっと眠っていたい
よく考えてみれば私の人生物心ついたときから中途半端だったな。
もうつかれた。
この先の未来なんてもうどうでもいい。
楽しそうな大人なんて殆どいないもの。
助けてくれる人なんていないもの。
もういい。
名前の有った小瓶
