私は、苦手な言葉がある。それは、「〇〇だからー。」と言う言葉た。
どんな時に使われるかと言うと「女の子だから、かわいくしなさい。」「男の子だから、泣かないの。」「お姉ちゃんだから、しっかりしなさい。」「お兄ちゃんだから、がまんしなさい。」など、〇〇だからと言う言葉は、使われる事がある。だけど、女の子がかわいくしなきゃいけない理由なんてないと思うし、かっこよくていいと思う。男の子が泣いていけない理由も、お姉ちゃんがしっかりしてなきゃいけない理由も、お兄ちゃんががまんしなきゃいけない理由だってないと思う。
そして、その言葉に責任を感じる人もいると思う。例えば、「お姉ちゃんだから、しっかりしなさい。」と言われた時、「しっかりしなきゃ。」と思う人がいると思う。この事を「ラベリング理論」と言う。ラベリング理論とは、その人の特性は、周囲の人から貼られるレッテルによって決める、というものだ。
例えば、「お兄ちゃんだから、がまんしなさい。」と、レッテル貼り(ラベリング)をしたら、その人がその通りに行動するということだ。
これにより責任を感じる人がたくさんいると思う。
人は、言葉で相手の事をきずつけることができる。でも、人は感情的になると、相手や周囲の人の事を考えずに、言葉を発してしまう。それは、感情的になると、相手や周囲の人の悪い所しか見えなくなってしまうからだ。
これにより、レッテル貼りを無意識のうちにしてしまうこともある。
感情をコントロールするのは、むずかしいことだ。でも、それを理由に相手や周囲の人をきずつける言葉を言うのはダメな事だ。
ラベリング理論には、いい使い方がある。
例えば、「〇〇って、やさしいね。」と、言うことで、その人は、やさしい人を演じるようになっていくことがある。良い使い方が分かれば、ラベリング理論も使うことができる。
ただ人は、言葉を発するだけで人をきずつけることができる。でも、言葉使いや人との接し方を考えるだけで、相手め自分も気持ちがよくなると思う。