なんとなくしにたい
しにたいって言葉であたまの中が埋まる
大したことないのに、なんてことないのに、
そう言い聞かせても抑えられない。
人並みにはできてないかも知れないけれど、
仕事には就いてるし、大学も卒業した。
自分より不幸な境遇の人っても、世の中にはきっと沢山いるんだろうと思う。
自分はまだ恵まれてる方だ、そんなのはわかってる。
でも、それでも辛いんだ。
何が辛いのかって?わからん。
何が嫌なのか、何が辛いのか、わからない。
言葉に出来ない。
死にたいって考えるけど、実行に移すほどの勇気はない。
死にたいって書くけれど、実際のところはちょっと違う。
生きるのがつらくて、怠くて、面倒くさくて、だから死にたいって考えてしまうんだ。
生きるのだるいよ、面倒くさいよ
なんで頑張り続けなきゃ行けないんだ?
俺は頑張ってるのか?それとも怠けているのかな?
障害を持って産まれたくなんてなかった。
障害がなかったら俺はまともだったのか?
障害なんて、俺は本当に持っているのかな?
わからないことだらけ、考えても仕方がないのに。
人と同じように出来ないんだ。
人と同じように振る舞うのに、頑張らないといけないんだ。
頑張っても出来ないことがあって、でもそれが障害って奴のせいなのか、自分の頑張りが足りないだけなのかわからないんだ。
人並みになりたいよ、まともになりたいよ、色んなことを考えたくない、頑張りたくない、死にたいよ
気がついたら、自分は歳を重ねていて、周りはみんな立派に成長しているのに、自分は変わっていないまま。それでなんだか死にたくなるんだ。
なんで自分は生きているんだ?
社会は、世界は誰も俺のことなんか見ちゃいない。
誰も俺に期待なんてしていない。
俺自身、俺に期待してないんだ。
しにたい
いきたくない
生きるのが面倒くさい
そんなことばかり考えてると、ふと首を吊ったり、駅のホームに飛び込むことを考えたりする。
痛そうだな、失敗したら嫌だな…って考えて動かないままだけれど。
やっぱりしにたいわけじゃないんだよな
生きることから逃げたいんだ。
逃げたいけど、途中にある苦痛が嫌で、踏みとどまっているんだろうと思う。
だけど、その苦痛を欲しいと思う時がある。
切り傷をつけたり、首を絞めたり、してみたいと思う時が稀にある。
なんでだろうな、マゾヒストってわけじゃないと思うんだけれども、そうしたら生きたいと思いそうだと思っているんだろうか。
病的な思考だな
冷静になれば、そんな事はしたくない。
なにを馬鹿な事を、と思う。
だけど、ひとりぼっちでずーっといると、そんな事を考えてしまうんだ。
しにたいよ、嘘さ、生きたくないよ。
でもさ、たまに思うんだ。
別に死んでも構わなくないか?って
まだ健在な両親、親類にはちょっと申し訳なく思うけれども。
俺が死んだって世界は回る。当たり前の事だけれども。
毎日何人も亡くなっているんだ。
俺1人居なくなっても、何もかわらないだろう。
少しいる友人は暫くは俺のことを覚えていてくれるかな
誰かに認められたいんだろうな、自分。
よくやった、頑張っている、って言ってもらいたいんだろうな、って思う。
だけど、現実じゃそんな事言ってもらえるような人間じゃない。
1人はつらいよ、寂しいよ
誰か構ってくれないか、馬鹿みたいだ。
誰も俺のことなんか見ちゃいない。
よしよしされてぇよ!庇護者が欲しいよ!誰かに手を差し伸ばして欲しいよ!
でもな、そういうのは頑張った奴のトコロに届くものさ。
俺なんかのところにゃこない。
自分を肯定できない奴に絡んでくれる奴なんていないんだ。
そんなのはわかってる。
自分を肯定してやりたいよ。
でもそれができないんだよ。
くるしい、つらい、逃げ出したい。
こんな文章だけど、もし最後まで読んでくれた人が居たらありがとう
ななしさん
すごくすごく、共感しました。
傍目には辛いことなんてないはずなのに、
なんとなく輪から外れているような
ずっとひとりぼっちな気がして、
別に生きてなくてもいいかなって思うことが私にはあります。
同じように思ってらっしゃる方がいて、なんとなくホッとした、よかったと思いました。
小瓶主さまの思いと違っていて、お気を悪くされたらすみません。
少し話が逸れますが
小瓶主さまはすごく読みやすくて上手い文章を書く方だと思います。
言葉や文字の選び方、段落の使い方から、読む人を思って書かれた文だと感じました。
小瓶主さまがされているこのような気遣いこそが「頑張り」ではないでしょうか。
無意識にできているのなら、才能です。
周りの人もきっと、その美点に気づいているのではないでしょうか?
面と向かって褒めるのは照れるから、普段の会話の中では言えないだけなのかもしれません。
小瓶主さまは、気配りができる方です。
文章だけでも、日々頑張ってらっしゃることが感じられます。
だから、大丈夫です。
くるしいかもしれないですが、きっと大丈夫です。
大丈夫だって思っている人がいることを、
頭の隅に少しだけ置いていてくださると嬉しいです。