入学シーズンになるといつも思うのが、自分が学校から逃げ出してしまったことです。自分は高校時代、何も考えていませんでした。
文系は就職できないと言われ、得意でも�ないのに理系に進む。特に調べず親が看護師だからと看護大学に入る。入学してすぐ、周りと自分の意識の差を感じていました。元々人と関わるのが苦手だったせいもあり実技はただただ苦痛、座金は何とかついていけても資格を取る気もない。
結局最初の実習で周りと馴染めず、散々な結果になりました。何とか治そうとバイトを始めたりしましまが、二年目の実習は一週間でリタイア。ペアの子からは、何を考えているか分からないと言われる始末。自分では何を考えてるか分かりやすい性格だと思っていたので、ただただショックでした。
一年休学し、親と大喧嘩して泣きながら退学届を出した時は本当に死のうと思いました。親から大学は出て欲しいと言われて大学に入り直しましたが、今でもやめたことに酷い罪悪感があります。
私が卒業する頃には周りは四年も社内人として経験を積んでいる。その間私は何をしていたんだ、と。もっと将来をよく考えればよかったとただ後悔。時折やってくる強烈な希死念慮はどうすればいいのか。死ぬ勇気もないが、生きる自信もない。
愚痴というかもやもや話。
私から見たら、すごく偉いと思います。
大学を一度辞めて、別の大学を受験し直して、入り直したんですよね。
また受験勉強するのも大変だったと思いますし、他の学生より少し歳上だけどちゃんと行ってるのもすごいと思います。
高校の時に自分の志望をハッキリ決めるのって、なかなかできない事だと思うので、なんとなくで決めてしまったのは仕方のない事だと思います。
看護師は技術も知識も必要な仕事なので、気が乗らないまま続けずに退学して、却って良かったのではないかと思います。
人生が真っ直ぐな一本道じゃなくて、曲がっていたり角を曲がったりしてても、そんなの全然かまわないと思います。
小瓶主さんとは逆に、社会人を経て看護師になる人もいますが、その人のそれまでの経験が無駄だったのか?と言えば、そうじゃないと思います。それまでの経験があったからこそ看護師になろうと思ったのかも知れませんし。
それと同じで、小瓶主さんは看護大学に一度入ったからこそ、自分が本当にやりたいのはこれではない、と気づくことができたんだと思います。
なので、小瓶主さんはそれでいいと思います。