自分以外の生命が存在していることがおぞましい
自我とは別の場所で感情が動いて、意志が存在して、関知できないものがあることが怖くて仕方ない
ただ私は私の命も嫌いだから、単純に命が怖いだけかもしれない
気持ち悪いのに愛おしい
いつからこんな一般的感性からかけ離れた化け物になってしまったんだろう 元からなんだろうか
人からの好意が怖い というか訳がわからない
たぶん無くなるのが怖いわけじゃない 常に敵意に変われば良いのにと思っているから
自分が気持ち悪くて仕方ないから他人の好意をねじ曲げてしか消化できない 自分以外の生命も感情もおぞましいのに、それを受け取れないのは何故か物凄くもったいないことだと感じる 申し訳ないと思う
自分は動物というより植物に近いのかもしれない 自分含めた万物にあまり興味がなくて、幸せにないたいという感覚もよくわからない
自分が苦しみから逃れようともがいているのはわかるけど、希死念慮を持たない人々はそれ以上を望むということの理由がよくわからない 苦しくない人間が欲しいものって何
毎日起き上がれて、誰かと関わって、疲れて帰って眠ることが出来る人間が他人を蹴落としてまで欲しいものってなんなんだろう
隣の芝生は青いだけなんだろうか 私も何かの手違いで普通を取り戻したら幸せになりたくなったりするんだろうか 嫌だな
自分の絵がそこそこ好き 私は絵じゃないけど私が描いた絵は間違いなく私で、それが好きなのは不思議だ
自分の中にある間は気持ち悪くて憎たらしくて仕方なかったのに、切り離してみたら急に愛おしくなった 本当は自分を愛してあげたいのかもしれない 最近そういうことを考えながらよく絵を描く
すべての不幸から守られてなんて言わないけど、今日生きてる人間の食事が少しでも美味しかったらいいなと思う あたたかい布団で悪夢を見ずに眠れたらいいなと思う