もはや許すことでの自分の成長なんて必要としていない。成長なんかしたくない。どうか自分勝手に琴線に触れる不愉快に対して、くだを巻かせてほしい。
未熟とされる人と、なぜか成熟と認識されやすい自分の違いはわからない。未熟で無自覚な人間へお膳立てすることへの腹立ちを許してほしい。私は大丈夫じゃない。同じ土俵に立っているし、もう公に立たせてくれ。罵りたい。みんなに罵ってほしい。
正当に叱られる人間が羨ましい、それを受け入れられる純な心が妬ましい。純に受け入れてんじゃないよ、愚かでいてくれと願っています。時折見える無自覚の不愉快は無自覚ですか?ならそのまま無自覚に不愉快にさせ続けて一生。無自覚無自覚羨ましい無自覚。勝手に消化するな一生後悔しろ恥じろ弁えろ。自覚してしまう自分の汚さで消化不良なんだこっちは。
あの人は一から構築できるのに、わたしは幻滅が一歩なんて不公平だ。未成熟を隠すんじゃなかった、保険をかけずに愚かさを露呈させればよかった。おかげで愚かさと自分一人で向き合うしかない。未成熟な愚かさを隠せていると思う愚かさも嫌だ。
丁寧な言葉も綺麗な言葉も使いたくないのにそれでも、綺麗に儚いもののように見せる手法に自分で嫌気がさす。
負を見ないなんて無理だ。