高3の娘、高2の2学期から学校にいけなくなり3年から通信制に転学しました。週3回、半日ほどスクーリングが必要ですが今は1~2回しか行けてません。
学校から帰ったあとはかなり疲弊しており、泣き叫んだり喚いたりすることも多いです。休日も昼まで寝て、起きてきてもしんどそうにしており、日によっては何もなくとも泣き喚くこともあります。
私からすれば今必要なのは学校に無理して通うことよりも本格的な休養のような気がするのですが、妻は学校をやめてしまえば中卒で、このまま引き篭もりになるので学校は辞めるべきではないと言っており、意見が合いません。本人も学校は行きたいと言っているそうですが、とてもそうは見えません。
相談するあてもなく家族全員が疲弊してきました。どうすればいいでしょうか。
ななしさん
中2〜中3で不登校を経験し、通信制高校を卒業した者です。
お子さんの様子を伺うと、荒れていた頃の自分自身と重なり心苦しくなります。
学校に行きたいけれど行きたくないという葛藤や休んだ時の罪悪感、私の将来について家族間で言い争いが起こる状況、前に進もうという思いが却って心配事を増やす結果となり、本当に悪循環でした。
お子さんは精神科などには通院されておりますか。自立支援制度である程度負担は軽くなりますし、お子さんと気の合う主治医が見つかれば心強い存在になりますよ。
お子さんが学校にも家にも居づらいようであれば、いっそしばらくの入院も良いと思います。
実は私も1ヶ月程入院したことがありますが、世間の思い描く恐ろしいイメージとは違い、外界のことを気にしなくて良いシェルターのような感覚で過ごせました。
学校については今すぐ決断することなく一旦心理的に距離をおき、休養を最優先にしてはいかがでしょうか。お子さんのためにもご家族のためにも、私はそれが1番良いのではないかと思います。
決して焦らず急かさず、おおらかな気持ちで見守ってあげてください。
最後になりますが、一方的で長々とした文章、失礼いたしました。少しでも参考になるところがあれば幸いです。
似たような経験を持つ者として、お子さんの回復を心から願っております。
ななしさん
お子さまが一番辛いと思いますが、親も辛いですよね。
よく分かります。
私の娘は小3のときに不登校になりました。
高校生と小学生では状況が違うかもしれませんので、参考までに読んでいただければと思います。
原因は担任の先生でした。
先生の良し悪しではなく、合わないという感じですね。
2年生までは何も問題なく学校に行っていましたが、3年生になってから、少しずつ学校を休むようになり、3学期はほぼ休みました。
いわゆる不登校になりました。
私も初めての経験でなんとか学校に行かせようと色々試してみましたが、子どもが「死にたい」と言い出したのをきっかけに「もう学校に行きなさいとは言わないから、安心して休んでいいよ」と言いました。
朝、「今日は学校行く?」という言葉すら精神的に追い詰めてしまうので、休日と同じようにしました。
「学校を休んでいるんだから家で勉強しなさい」も言わないようにしました。
一番大事なのは心が癒やされて元気になることだと思いました。
それ以外は元気になってからなんとかなると割り切りました。
「学校に行くもの辛い、家にいるのも辛い」
こうなるのが最悪と思ったからです。
家だけは安心していられる場所にしてあげたかったのです。
1年間もの間、辛い思いをして心が病んでしまったのだから、1周間・1ヶ月学校を休んだところで心が癒やされるわけがないと思いました。
もちろん、学校に行かない間の勉強の遅れは心配でした。
でも、どっちもなんとかしようというのは無理だと思い、まずは心が重要と割り切りました。
勉強は無理にさせず、本人が勉強のことを気にしだしたタイミングで自主的に少しでも出来たら褒めてあげるという方法にしました。
それ以外は、自分の好きなことをいっぱいして、将来そういう仕事ができたらいいね、という感じで好きなことをがんばれば良しとしました。
この先学校にずっと行けなくなっても、家で将来の仕事にできるスキルを身につければそれでいいよ、と考えるようにしました。
とにかく安心して休める環境を作ることを一番に考えて行動しました。
学校を休んでいること責めない。
学校に行かないと困るよということは言わない。
現在の子どもの状況を受け止めてあげるようにしました。
そして4年生がはじまり、担任の先生が変わったこともあり、最近は週2、3日は学校に行けるようになりました。
家でイライラすることもなくなり、精神的にとても落ち着いたと思います。
夜、寝る前に、「朝になるのが怖い」
「死にたい」
ということを言うこともなくなりました。
子どもは学校にいけない事を気にしていると思いますので、少しでも学校に行けるようになったら、「学校にいくかどうか」の確認はしても大丈夫だと思います。
それまでは、「学校に行かないことが普通」という感じで日々過ごしていました。
今でも「行きたくない」と言ったときは、「はーい」という感じです。
不登校になっている(なるまでの)時間も関係すると思いますが、それが長いほど心はひどく病んでいると思いますので時間をかけて休ませてあげるのが大事だと思います。
子どもの将来を考えると不登校というのはとても心配だと思います。
でも、心が病んでしまったらもっと悪い将来になるかもしれません。
学校に行かなくたってちゃんと生きていけるスキルを身に着けることはできると思います。
学校に行かないからこそ、時間がたくさんあるので好きなことをどんどん伸ばして、その道にプロになるというのでいいのではないか?と思っていました。
不登校=将来が不安
ではなく
不登校=学校に言っている子にはできない面白い将来を作れる
と考えると親としても気持ちが楽になると思います。
子どもの不登校は親の心も病んでしまいます。
親が病んで子どもを受け止めてあげる、支えてあげることができなくなったら、共倒れになると思います。
まずは親から考え方を変えて、心に余裕を持って子どもに向き合えるようにすることが大事だと思いました。
偉そうなことを言っていますが、1年間子どもの不登校に悩んで行き着いた考え方なのですが。
とても心配で辛いと思いますが、まずは親が元気で明るく子ども受け止めてあげてください。
応援しています。