それぞれの自分が嫌われないようにするの、もう疲れた。
リアルでの自分はひとりしかいない。
嬉しいときも悲しいときも
苦しいときも楽しいときも
自分はやっぱり自分でしかない。
だけど言えないこともある。
「これは私らしくない」
と、分かりもしない〔自分らしさ〕に縛られて言いたいことすら言えずにいる。
じゃあネットで吐き出しちゃえ。
そして出会ったのがここ、宛名のないメール。
初めは自分が抱えてた悩みを敬語で、ひとつひとつ丁寧に何度も読み返してやっとの思いで送信した。
それを何ヵ月か続けた時、
敬語をやめて悩みじゃなくて明るい内容を送ってみた。
そのとき、最後に迷った。
今までは文末に「〇〇」と自分の名前をいれていたから。
真面目で敬語を使う前の自分とは、話す内容も話口調も全く違ったその文に、自分の名前をいれるのをためらった。
ちがう、私らしくない。
結局名前は入れずに、おふざけキャラを保ったまま自分は別の人になりきった。
そして真面目なことを相談したいときには前の名前を使うようになった。
所詮ネットでしかないのに。
名前なんて入れなくてもいいのに。
誰も気がつかないかもしれないのに。
自分の中で、らしさを決めつけて
使い分けることになれてゆく。
怖かった。
違う人格が次々と生まれてきて、それを都合のいいように利用できる自分が。
今だってそう。
おふざけキャラの自分はこんなこと言わないから。
いつも悩みなさそうにしてるから。
だから口調だって変えるし名前も言わない。
どれも自分じゃないみたいだけど
全部自分。
いつか全てをさらけ出せるような人に出会いたい。
私が決めつけた〔自分らしさ〕に囚われず
好きに発言できるようになりたい。
ふいに思ったことを書き出すと
かなり長文になってしまいました。
すみません。
現在午後9時29分。
眠たくなってきました。
最後まで目を通してくださり、ありがとうございました。
みなさんおやすみなさい。