今日、そういう自分の理解していなかった自分に気付かされた。前々から家族から離れたいだの、家族との関係を変えたいだの思っていた割に、全然家族と自分を切り離せていなかった。
どこかで、それでも家族は大事にしないといけない。私の最後の居場所は家族にしかない。家族の誰かが大変なら助けなきゃ、手を貸さなきゃ。とか、自分を削ってまで献身することが当たり前だと思っていた。
家族を大切にすることが当たり前だと信じてるところがある事に気付かされた。
別に、自分を大切にしてくれてないのに大切にする義理はないし、自分と家族は別々の人生を歩んでいて、その人の人生に何かハプニングが起きても、側にいるだけでもよくて、別に手を貸さなきゃいけないわけでもない。
心配しているからと、あーだこーだと手を焼こうとしなくていいし、もしもの時は別に家族だからと大事に縁を繋ごうとしなくてもいい。
他人と自分の境界線がふにゃふにゃで曖昧だってことがわかった。どこかしら、家族は後生大事にしなきゃいけない、と昔から父に刷り込まれた家族観を大事にしようとしていたけど、別にそれが絶対的な価値観ではない。
もちろん、大事にしたい気持ちはあるけど、自分も大事にしてほしいあまりに、他人に自分を割きすぎていた。
これからは、もうちょっと切り離して、他人ということを意識して暮らしてみようと思う。
家族でも血が繋がっていても仲が良くても、別々の人間なのは変わらない。