僕の現在位置です
しばらく外で作業してきたもんで、汗だくだよー。
左手がカタカタと震えて、軽いしびれがあったから、ちょっと熱中症になりかけてたのかも。
冷蔵庫の入れ替えに備えて、お勝手の片付けも最終段階。
あとは細々とした物を別の部屋に隠したり、養生したりすればオッケーかな?
それと、冷蔵庫の天板に載せてあるオーブンレンジを下ろしておかないと。
ま、これは前日でいいか。レンジは毎日使うし、下ろしても置くところ無いし……。
まとまった数のごみ袋がドンとできたので、集積所へ出してきた。
夏場だからあんまり長く置いておきたくないし、こまめに捨てたいよねぇ。
それから自転車の空気入れてきた。
駐輪場は日陰だけど、風通しが良くないから暑いのなんのって、もうね。
部屋に戻ろうとして、ワタミの宅食の配達ボックスを壁に寄せようとしたら、何かゆっくりと動くものを発見。
どうやら虫のようだ。結構大きいぞ。
思わずしゃがんで、しばし観察。
羽は黒いけど、ほんのり紫が混じったような綺麗な色で、車のボディみたいにツヤツヤしてる。
反対から見たら、おお、ツノ生えてるじゃん。オスのカブトムシでしたー。
カブトムシを間近で見られるなんて、何年ぶり?
ほんとに見なくなったよねぇ。セミは至る所にいるけど、カブトムシはめっきり減った。あとクワガタムシも。
小学生のころ、3年生か4年生だったかな、昔通ってた幼稚園の理事長からカブトムシ雌雄2匹を譲ってもらって、飼ってたことがある。
その2匹はすごく仲が良くて、いつもそばにいるのが可愛くてね。
何回か繁殖してる様子があって、ある日メスが土の中に長く潜って、産卵してた。
卵は成虫と一緒にしておかないほうがいいから、2匹のほうに引っ越してもらって、2週間ぐらい見てたんだけど、その卵が孵ることはなくて、供養してあげた。
2匹のほうもだんだんと弱ってきて、ゼリーの食べ残しが増えたり、木登りができなくなったりと、命の灯が日に日に小さくなっていくのが見て取れる感じで。
季節がすっかり変わった11月、オスが亡くなって、それから1週間ぐらいして後を追うようにメスも息絶えた。
カブトムシの寿命は長いものでも3ヶ月って言われるから、理事長から譲ってもらった2匹は大往生だったのかな。
そんな、ひと夏の思い出。
玄関先で休んでいるであろうカブトムシも、明日になったらどこかへ飛んでいくのかな。
儚い命の片鱗を見せてもらった気がした。
♪夏になったら帰って来てね / スネオヘアー