窓の外を眺めている
雨の雫でわかりゃしない
景色は滲んだ抽象画だった
硝子の奏でる音だけでよかった
紙の擦れる音だけでよかった
君の息遣いだけで充分だった
月明かりが照らしてる
微かな反射が瞳に届いている
それだけでよかった
太陽が昇らなければよかった
みたくない雑踏も
ききたくない雑音も
行きたくない壇上も
ずっと夜ならよかった。
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