未成年と成人済みの恋愛のお話が含まれます。
苦手な方は読まれないことをおすすめします。
多くの人がこの手紙を読んで、否定的な感情を持つことを分かった上で書かせていただいています。
私には9つ上の恋人がいます。
私は未成年で彼は成人済みです。
出会いはネットですが、実際に会ったり、性行為もしています。
9つ上と性行為なんておかしいと思われる方が大多数だと思います。
嫌悪感を抱かれて当然だと思います。
私も彼と出会うまでは、付き合うまでは、そうでした。
否定されてもいい、ただそんな、馬鹿みたいな私の気持ちを、私の感情を、だれかが拾ってくれたら嬉しいです。
彼と出会うまでの私は空っぽでした。
自分の好きな物も、自分も、全部閉じ込めて押さえ込んで、私には何もありませんでした。
初めて彼に話した事を覚えています。
「こういう系統の服が好きなんだけど、着れないんだよね、ほら、身長とかさ色々あるじゃん」
当然、笑われることを覚悟しての言葉でした。
盛り上げ役になれれば充分かなと思っていました。
でも彼は笑いませんでした。
ただ一言、
「いいんじゃない」
と。
私の誰にも言えなかった好きを彼が拾ってくれました。
笑わずに聞いてくれることが、ただ、本当に嬉しかったんです。
そこからはがむしゃらでした。
彼と仲良くなりたい。彼の好きな物を知りたい。嫌いなものを知りたい。どんな表情をするのか、どんな考え方をするのか、彼の全てが知りたい。
でも、本当は、心のどこかで、諦めをつけていたんだと思います。
彼はしっかりした論理的思考の年上の女性が好きだとよく言っていました。
彼自身も、感情より現実を見るタイプで、論理的思考の持ち主でした。
私は、どちらかと言えば感情に流されやすい。
ましてや9つ下です。
ただ、遊ばれているだけだと。
分かろうとしていました。彼を分かっているつもりでした。
「はっきりした関係にしたいんだよね」
そう言われた時は、もう関係が終わるんだと思いました。
「〇〇は僕と付き合える?」
想像もしていなかった言葉でした。
そこからはトントン拍子に事が進み、お付き合いに至りました。
彼なりに色々考えてくれたことはあったんだと思います。
でも、もう、彼も私も、気にするのは年齢の事だけでした。
彼が、私に寄り添ってくれる、私を大切にしてくれている。
それだけで私は、天にも登る思いでした。
もちろん、すれ違いもありました。
何回も何回も、すれ違いました。
感情的なのに感情を伝えられない私と、論理的にしか考えられない彼は、多分、相性は良くありません。
それでも、言葉に詰まる私の言葉を待っててくれる彼が、彼の言葉が優しくて、彼の事が好きだなと、毎回のように気付かされます。
私は、世間一般的には、良くないことをしています。
私は、世間一般的には、おかしいと思います。
私も、彼も、おかしいと思われると思います。
ただ、もう、それでもいいんです。
私の世界は彼なんです。
彼には私以外の世界もあります。
私が居なくても生きていけると思います。
それでいいんです。
彼のその姿が大好きだから。
やさしくて、たくさん頑張る彼を見てきたから。
でも、私には彼だけなんです。
彼が、今の私を生かしてくれているんです。
依存だって目を覚ませって言われると思います。
分かっています。
分かっているんです。
分かった上で彼の事がたまらなく愛おしいんです。
この人を手離したくないと。
この人を愛して生きたいと。
私は彼が大好きなんです。
分かりにくい文章になってしまい申し訳ございません。
これからも彼と幸せな日々を過ごせますように。