自分を大切にしなければ、人に優しくできない
そんなような言葉があったように思う。
この言葉を初めて聞いた時、「そんな訳がなかろう!何の因果関係があるのだ!」と思ったのを覚えている。
しかし最近、合点がいった。
自分を大切にし始めたから気がついたのだろう。きっと。確証はない、。
自分で言うのも何だが、私は幼少期から"優しい"と言われ続けている筋金入りの良人だ。(何とも痛々しい…)
これが情けは人の為ならず、という気持ちからきているものだと知ったのはもう少し後のことだった。
このようなタイプは苦しくなることが多いのではないだろうか?
人に優しくすることの原動力が、自分が幸せになるためであるがために、空回りをしてしまう。
なんだか縮こまって生きてしまう。
話したいことを上手く話せなくなってしまう。
我慢してる割に達成感も幸福感も感じない、。
ああ、そうか。自分がつまらない人間だからこんな気持ちになるのか。
こう考えてしまったのが運の尽きだった。
この思考を続けていた数年間はそれはもう辛く、苦しいものであった。
自分が存在していい理由が少しも見つからないのだ。
そんなのは苦しいに決まっている。
ある時ふと、これはいけないと思った。
考え方改革が始まった。