またアルバイトについて。
6月くらいに小瓶を書いた気がするが、塾講師のアルバイトのこと。
昨日、自分の他に出勤予定だった人が、来れなくなり、自分が出勤したらシフト表のその人の欄に×が書いてあった。そして、その人が担当するはずだった生徒が、全員自分の名前の方に矢印が引っ張ってあった。
出勤して、それを見た瞬間、キレそうになった。いや、もうキレていたかもしれない。
もう一人のバイトの人にも事情があったんだろうけど、せめて前日中に連絡してほしかった。教室長の連絡も、そういう連絡に限って出勤当日の2時間前とかになってやっと来る。
俺はただでさえ行くのが嫌なので、LINEなんて出勤直前のタイミングで見るわけない。
しかも、以前と同じように、赤字で「自分の授業の前に授業した先生が書いたファイルの確認も必ずするように。授業だけして終わらないこと!」と注意書きのようなものが書いていた。
メンタル抉られるフルコンボだった。
まあ、俺が他のバイトの人に比べて仕事ができない人間だから、赤字で注意書きくらい、あって当たり前なんだろうけども。
でも、そんなに俺の仕事ぶりに納得がいかないなら、「○○先生、今月をもって退職願いたいと思います」みたいな終わり方でも良いのでは。
なんというか、ついていなかったというべきか。
中学生、高校生の頃は、「大人だね」「人間が出来てるね」とよく言われていたけど、実際はそうでもなかったらしい。むしろ、自分はものすごく幼稚で子供っぽい人間らしい。
次の3月で大学を卒業する予定なのに、未だに人の言葉に振り回されて、怒りで我を忘れている。
久々に心の底から「辞めたい」と思ってしまった。
自分以外にバイトの人がもう一人来ると思って安心していたのに。例えるなら雪かきのために家の屋上に上って、雪かきを始めようと思ったら、気づかれないように降りるためのハシゴを外されたような気分だった。
自分以外の人が休むことに寛容ではない。
もう一人のバイトの人にも事情があったかもしれないのに。
「何で直前になって来れなくなってんだよ。ふざけんなよ。」と思った。
だから、自分も「行きたくない」と思っても、バイトに無理やりにでも行かなければいけないと思ってしまう。
教室長とも、6月に書いた小瓶の件から、壁を感じてしまう。
なんとか、言いづらくても宿題を出したり、小学生の生徒が授業中に他の生徒にちょっかいを出そうとして立ち歩こうとしたらそれを止めたり、そういうことはできるようになったけども。やはり、他のバイトの人に比べると、自分は仕事ができていないのだな、と思う。
自分はきっと求められている水準の仕事が出来ていない。そう思うと、消えてなくなりたくなる。行きたくないと思う。
「自分なんかが話しかけてもあまり嬉しくないのでは。」そう思うと、生徒と仲良くなるために話しかけようという気も、あまり起きない。
「仕事ができない」という言葉も、なんだか漠然としている。細かい要因を分析してどこを治せばいいのかという、そういう面倒なことを考えたくないから、「仕事ができない」というそんな漠然とした言葉で、思考停止で言い訳しているのかもしれない。
自分から行動を起こさず、誰かが気づいてくれるのを待っているような、そんな、ずっと受け身の人間なのかもしれない。
他人のちょっとしたことが心の中で引っかかって許せないので、自分の中の至らない点も全く許せない。そんな自分がさらに嫌になる。
ちょっとキレ気味に、「他のバイトの人が来れなくなったなら、せめて前日までには連絡してください。」って言ってみようかな。
それで教室長から「こちらも忙しいので、どうしても当日になってからの連絡しかできないんです」みたいなこと言われたら、辞めようかな。
まあ、もうすでにものすごく辞めたいけども。