カフェオレを飲みすぎたせいで眠気が完全にどこかへ吹っ飛んでしまいました。
なので今日は理想の死に方について検討してみましょう。
まずシチュエーションですけど...やっぱり時間帯は夜がいいですね。
それで私は月を眺めるのが大好きなので、雲一つない空に満月がかかっているとすごく嬉しいです。
11時くらい。ちょうど月が空の真上にあってきれいなんですよ。
夜ふかしは体に悪いですしね。
季節は夏がいいかな。そのときの月が一番好みで。
夏の夜空は黒よりも濃い藍色に近い。
藍の地には黄金色の月がよく映える。
けれど真夏だと暑すぎるから、終わりぐらいがいい。
やっぱりすずしさを感じながら死にたいじゃないですか。蒸し暑いのはちょっと。
それであのおばあちゃんが座ってる、足がカーブしててゆらゆら揺れてるソファ椅子みたいのに腰かけて。
開け放った窓の、カーテンがふわりたなびくのをながめながら。
ひんやりした風が頬をなでるのを感じて。
いよいよ死ぬときはゆっくり、ゆっくりまぶたを閉じて、眠りたいですね。永遠に。
そこに月の光がさっと射して、わたしの顔を青白く照らす。
そんな風に死にたいと思います。