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家出をした話

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家出をした。

未成年。

長く続けられるわけはないし、この先の人生のためにはいずれ帰らなければいけないというのは分かった上での家出だった。


動機は、
親との関係(毒親)
勉強での疲れ
世界への失望
自分探しの旅をしてみたい
って感じ。


大人は「相談して」って言うけど、
相談したって何も変わらないんだよ。
変わらなかった。

そしてたどり着いた選択肢が「家出」だった。


電車に乗って、東京に行った。
何度も行ったことがあるから、
東京に行くこと自体には全く抵抗がなかった。

行き着いたのは全国チェーンのファストフード店。
深夜に未成年がいても追い出されるようなことはなくて少し拍子抜けだった。
そこで夜をすごし、明け方からは電車に乗って寝た。

その間に、親との関係についてじっくり考えてみたり、
自分を見つめ直してみたり、
将来について考えてみたりした。

学校から出てる課題と+αもやった。

行きたかった場所にも行った。

なかなか有意義な時間だったと思う。


そういう日々を何日か過ごしたところで、警察に保護された。

児童相談所に連れて行かれた。

存在は知っていたけれど、虐待を受けているわけではないからって相談できなかった機関。

そこでしばらく過ごした。


いろんな人と話して、少しずつ心がほぐれていった気がした。

自分がとった行動についても考えさせられた。


家出したからってことで、警察と話す機会もあった。

そこで警察の人からはっきりと言われた。

「◯◯さんは虐待をされて育ってきたんですね」

「虐待」
無意識に目を背けていたワード。

気づいたら耐えられなくなるからって、考えないようにしていたんだと思う。
学校でそういうリーフレットが配られても直視できないまま、親に見られないように処分していた。

あのとき交番に駆け込んでも良かったんだ。
もっと早くに教えてくれれば良かったのに…。
そう思った。

遅いよ。

でも、はっきり言われたことで、少しだけスッキリした。
自分が感じていた違和感はおかしくなかったんだって。


家出していろいろなものを得られたと思っている。
家出したこと自体に後悔はしていない。


家出という選択が危険なものだということは分かっていた。

いろいろな可能性を考えて対策はしていたけど、危ない目にあう可能性も十分にあった。

それでも無事に目的を達成できたのは、たまたま運が良かったから。

だからもう一度同じ選択をしようとは思わないし、他人にすすめることもできない。

でも、他に選択肢がなくなったときに同じような行動をとる人が出てくるかもしれない。

そんな人に対しては、運良く成功することを祈る。

私にできることはそれくらいだ。

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