家飽きたから図書館行こう
…と歩いてる途中。
(うおっ。小学生たくさんいる)
(下校時間かな…?)
小学生をよけながら歩いていると、少し前にいる、2年生くらいの女の子2人が、何か叫んだ。
「マヨおんな!!」
…マヨおんな?
「マヨおんな!!」
何やら楽しそうに連呼しているけど、、何言ってんだ?
(ちと補聴器のボリューム上げる)
「はやうんだ!!」
…ますます分からんw
女の子達は後ろ歩きしながら、そして大笑いしながら、不思議な単語を言い続ける。
もしかして、私の後ろの子と話しているのか?
「遊ぼーよ!」とか言ってんのか?
返事はないが…でも、多分、そうなんだろう。
歩みを早めると、女の子達との距離が縮まってきた。
まだ笑っている。いや、ますます笑っている。
近づけば近づくほど楽しそうに笑っている。
ん…?こっち、見てる?
追い抜く瞬間、女の子の1人が バチッとこちらを見た。
そして叫んだ。
「さやえんどう!!」
さ…さやえんどう?(゜∇゜)
私が?(゜∇゜)
一応、「なんじゃー」「気ぃつけて帰り~」と笑顔でどやしておいたが
いったいどういう……。
ゲラゲラ笑っている女の子達の声を背中に、疑問しか残らなかった。
帰って鏡で自分を見たときの衝撃。
(緑のパーカーに緑っぽい長ズボン、青緑のリュック、青い靴)
ピーマンなら一発で聞き取れたと思う。
hatose