「大切なもの」が増えてきました。
拾ってくださった皆様にとって、
また世の中にとっても
ガラクタのようなものです。
それが私にとって「大切なもの」です。
貴方にもきっと、そんなものがあるはずです。
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君は、私をどう思いますか?
ときどき不安になります。
我に返ってみると
それは其れはどうでも良いものばかり
あらゆる「大切」に身を削り、細心の注意を払い
壊さないように守っているのです。
何かを犠牲にしながら
目の前のモノを大切に、大切に…
犠牲にした何かは
時を巡り巡って災厄となり
私に返ってくるんじゃないかしら。
心いっぱいに立ち込めた暗雲
不安が、しんしんと降りそそぎます。
鼓動が速まり、縮みあがった私の心を
時間をかけて、着実に
覆い隠そうとするのです。
まるで悪魔との契約みたい
楽しい時間、新しいガラクタを対価とし
いつの間にか他の
何か、大切なものを奪われてゆく悪夢をみます。
ほら、何と無く思うでしょう?
大好きなものを集め
やるべきことや、辛いことから
逃げているでしょう?
楽しい時間は、そう長くは続かないものでしょう?
未来への報復は当然でしょう?
見知らぬ何かに祈ったところで
契約を無効になどできないのかもしれません。
それでもどうか、杞憂でありますように。
行動に起こしなさい。
君は何も知らず、不安を募らせました。
解らないから不安なのだ、と葦が言います。
それを知っている君は
君は、考えることができます。
まだ遅くはないのです。
彩る譜
1ヶ月ほどフライングします。
良いお年を!