ちょっと前。彼女Aと、俺と、仲良し(一方的な)な女友達Bと駅にいた時。
Bの気分が優れなかったため、俺が横抱きをしていたら母親が現れた。
母親が「あら?その子気分悪いの?家で休ませたら?」と言った。
俺「いや、このまま家におくるよ」
ここまではよかった。符と
Bを家に送った所でメールがきた
『彼女さん大丈夫?家に誰もいないなら、あんた帰って来なくていいからね!』と。
運悪く、隣で彼女が見ていた
嫉妬深く常に俺の浮気を疑っていて、しつこく言い寄られて付き合ったので仲が悪かった彼女。その場でヒステリーに叫び俺をビンタして走り去った。その後メールで別れた
Bと一緒に帰ったのは、Aといると気が重かったから。はっきり言って助かった
数日後のことだった
バイトが終わり、Bと帰っていた時
(Bとバイト先一緒です)
また母親が現れた
嵐のように喋り、俺達に有無を言わさずに、食事を提案し去って行った……
すっかりBを彼女だと思っているようで、Bも違いますと言えなかったようだった。
何となく言ってみた
「Aとも別れたしなぁ~。責任とって来てくれない?」冗談のつもりだった 。いつもならきっと、「うるさい」と言いながら叩いてくる。でも今回は、本当に責任感を感じていたのか、それとも俺に借りがあったからか「いいよ」と言い残し、帰ってしまった。
食事はBに手伝わせるかんじだった
メニューは肉じゃが。
品定めをしようとしていたんだろう
しかし、あれは見ていてハラハラした
「野菜は小さく切るとはやくできるわよ~。」(いっつもデカイだろうが!なかが固いんだよ!)
「調味料計らなくて大丈夫~?」
(いっつも適当だろ!しょっぱいんだよ)
「煮てる間にお味噌汁とかの準備しましょうか」(お前がやれよ!客だぞ!?)
口をはさもうとすると、姉に止められ、買い出しに行かされた
帰って来ると、料理は完成してた
今までで一番美味い晩飯だった
少し短期なBなので、後で文句を言われると思った。「なんかごめん。嫁いびりってやつだよな?あれ」(嫁じゃない)
意外な返事が返ってきた。
わざと足引っかけられたり
下手とか、不味いとか小言言われてない
だからあれは違うよ
いいお母さんとお姉さんだね
あんたにいいお嫁さんが来るようにしっかり見てくれてるじゃん。
ビックリした。見てただけでイライラしたのに、女性というのはここまで凄いものか。
そして惚れた。