個展開催中の現地から、毎日届くレポートが楽しみ。
昨日は、とても素敵な報告があった。
個展会場に併設するお店に来たお客様。
隣で日本人作家の個展をやっていることに気付いて、後日、奥様とご一緒に改めて展示の鑑賞に来ると仰っていたそうだ。
恐らく、そのお客様は、奥様の好みを把握していらして、
「ああ、この作家の作品は僕のワイフが好きそうだな、喜びそうだな」
とお考えになったのでしょう。
あの人の喜ぶ顔が見たい。
そんな想いで誰かが心を込めて選ぶ何かを創作し、提供する役割。
これほどやりがいのある仕事があるだろうか。
カリール・ジブランの詩を思い出す。
-労働は空しい。そこに愛がなければ。
愛をもって働くとは何か。
それは、心から縒り出した糸で布を織ること。
あなたの愛するひとがそれを身にまとうかのように-
作家活動をしていると、こうした心温まるエピソードが少しずつたまってくる。
作家活動の幸せなことの一つだ。
そして、今回は、こういうエピソードを、
「作家に伝える価値があるもの」
と判断できる細やかな方が現地担当で、本当に良かった。
人によっては、売上だけ報告すればいいと思っている場合も少なくないので。
明日はどんなエピソードが届くかな。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項