ごめん、もう疲れた。
裏切られた訳ではないけど、もう君と昔みたいに何でも話し合える仲でなくなってしまったのなら私は静かに身を引きます。
思い返せば、私は中学校の3年間、君にべったりだった。クラスも幸せなことに3年間ずっと一緒で。何をするときも一緒。よく二人で電話して、親に電話をもうちょっと考えてやりなさいっ!って怒られたよね。悩みがあるときは二人で相談して、いっぱい遊んだしいっぱいすれ違ったし、その分いっぱい仲直りもした。ほんとに幸せだったなぁ。
高校に入って同じ高校だけど違う学科で…
中学校卒業するとき、『学科違ってもずっと一緒』って…私はずっと一緒にいれると思った。だけど違った。高校に入ると私は吹奏楽部に、君はバイトに。ただでさえ忙しいのに更に忙しくなって私と君はいつしか会わなくなった。ちょっと顔をあわせて話すぐらい。そんな風になっちゃった。そんな会わない時間が増えていって、いつの間にか私の知らない君でいっぱいになっちゃった。
そして君は私に何も話してくれなくなった。
きっともう君には私なんて眼中にないのでしょう?
親友の成長を応援するのは親友の務め。
それはわかってる。でもね、君の存在が私の全てだったの。
君が大好きだったの。ほんとに大好きだったの。
これからはきっと君には彼がついてる。
きっと幸せにしてくれるよね。
私は静かに身を引くけど、心の中ではめっちゃ応援してるよ。たった一人の親友だもん。
これからも大好きだよ。
不器用な親友でごめん。
君に会えてよかった。またいつでも話してね。
応援してる。
私の親友、Oに届け。
これを書いて気持ちが凄く落ち着きました。
もし、最後まで読んで下さった方がおられましたら、ほんとうにありがとうございました。