母から聞いた話。
近所に住む親戚が花の手入れをしていた。
少しダメになってきた花を摘んでいた。
そこへ近くに住む子が2人やってきて、綺麗だなと言いながらそれを手に取り持ち帰ろうとしていた。
ところが、その子たちは数歩歩いた道端で、
「これは枯れているからいらない」
と一つ、また一つと放り捨てて行った。
親戚は自分の家の花だからと、何も言わず拾いに行ったという。
その子たちにとっては悪気は全くないのだろう。
が、母はもう少しでキレそうだったと怒っていた。
母の気持ちは分かる。
いらないのなら、
もらった親戚に返すか、
家に持ち帰り捨てる。
私ならそうしたと思う。
花にも命がある。
摘むことは命を摘むことなのだと、まだ小学生では分からないのかもしれないが。
たぶん私が同じことをしたら、叩かれただろうな。
直接見てないけれど悶々としたので、小瓶にしてみました。
聞いてくれてありがとうございました。