私は多分、誰にとっても邪魔者かどうでもいい存在なんだと思う。
少なくとも私を必要とする人間は一人もいない。
そういう私も自分からは何の行動も起こさないのだから、自業自得だと思う。
相手に求められることは出来る限り応じるけれど、私から人に頼ることがどうしても出来ない。
友達に会いたいと思うことがあっても、こちらから誘う事はどうしても躊躇われる。
会ってどうするんだ、と思う。
友達なんだから普通に誘えばいいと思いながら、私と会っても相手には何のメリットもないなどと余計な事まで考えてしまう。
そもそも人付き合いが苦手な私には、友達を誘う事すらも難しい。
結局いつもなにもせずに終わってしまう。
幼い頃はいつもニコニコして明るかったと、母から聞いたことがある。
色んな人からずいぶん可愛がられていたらしい。
当時の話を聞くと、幼い私と今の私が同じ人間だとはとても思えない。
そしてそんな話を身内から聞く度、今の私が存在することが許せなくなる。
出来るならその頃の私に戻りたい。
私は人生をやり直したい。
若しくは無になりたい。
存在しない者になりたい。
死にたくはない。
死ぬのは痛いし怖いし、まだこの世に未練がある。
以前、跡形もなく消え去りたいと、この宛名のないメールに送ったことがありました。
いつだったかお返事も読みました。
あんな自分勝手な内容にも反応してくれる人がいたことに、とても驚いた記憶があります。
読むべきだと思ったので、全て読みました。
私はあの時からちっとも変わっていません。
情けないし、愚かな人間だと思います。
こんな人間でごめんなさい。
そして再びこんなメールを送ることを許してください。
所詮は独り言に過ぎませんが、もし最後まで見てもらえたなら、それだけでいいです。