涙は難しい。
嘘で流せる人もいれば
どうやっても出てこなくなった人もいるし
とめどなく流れしまう人もいれば
必死にこらえてこらえて自分の中に押し込む人もいるし
なぜ流れてるのかわからない人もいるし
悔しさや悲しさや感動や歓喜でもまた変わってくるし。
笑顔も同じ。
愛想笑いも大笑いも微笑みも含み笑いも嘲笑も壊れた笑いもぜんぶ笑顔。
どちらも感情の象徴だけど象徴できるだけの限定さがない。
どの顔をしていても結局のところその表情の裏にある感情の塊は、他人になどわからないのだろう。
壊れかけて穴のあいた表情だったり、すこし見る人の目がよかったりしたときには見透かされるけれども。
わからないこその、言葉だろうけど。
人は言葉さえ嘘をついてしまうからわからない。
しかし時には必要な嘘というものが…いや、ここまでくると話がそれすぎているか。
ただ、なんとなく、表情つくるの上手だけど、
嘘の言葉は下手くそな知り合いがいて、思っただけ。
難しい。