賛否両論はあると思いますが。
日本史の先生が言っていた話。
特定秘密保護法案・安保法案が、政府の押しによって決まっていく。
戦争ができる国になっていく。
一時はデモが起こっていたけど、決定してしまえばそれで終わり。
今はもうデモも収まり、国民は諦める。
政府はそうなることを読み、押し切ればなんとかなると思っている。
歴史は繰り返す。
俺はあと何年生きられるか分からないが、あなたたちとその子どもの世代が心配だ。
将来、「あの時…」と後悔するのは今かもしれない。
17歳の私には、何が正しいかなんてわからない。
でも、もうすぐ選挙権が与えられる。
分からなくても考えていかなければいけないんだと思った。
先生の話を聞いていると、日本はこれでいいだなんて、思えなかった。
名前のない小瓶
44302通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
そもそもの原因は、自民党に投票した人が多かったために、
党のドンである安部さんが総理大臣に→それが悲劇の始まり
だった気がします。(私の見解です、間違ってたら訂正してください)
日本人って、正しいか正しくないかを考える前に、
安易に多数派に投票してしまうんだよね。
私は他の党に入れたけど、
大人として、あなたたち未成年世代に申し訳ない気持ちです。
なんでこんなに後先考えずに投票する大人が多いのか。
ななしさん
思うんだけどね、子供ケンカなんて一度もしたこと無くて友達と呼べる親友もいない勉強オンリーの人間たちが考える法案は、はたして有効といえるだろうか。
実際の話、ケンカしたことのない人間ほど怖いものはない。加減というものを知らないから。たかだかケンカに包丁を持って来て刺し殺しかねない。
卵の殻を割る時のような加減には体得が必要だってこと。
さて、憲法で武器を保持しない、戦争しないと掲げながら何故に戦・車や戦・闘機を保持するのか。
自衛隊発足時、「あれは戦車じゃなく特車、あっちのは戦闘機じゃなく特機」
苦し紛れの言い訳も毒に侵され続ければ麻痺して当然のようになってしまうのだろうね。
政治は国民を誘導する。
この主従関係は戦争の教訓として生かされてはいない。
(民意が政治だと思い込んでる人は思い込んでて下さい)
だから、先生も危機を感じているのだと思います。
だから、先生は生徒に誰かに言われたからではなく自分で考える人になってほしいと願うのです。
ななしさん
うん、そうだね。
政治って、すごく「他人事」に感じてしまいがちだけど
(そう感じさせるような仕組みに「わざと」なってる面もある)
実は、めちゃくちゃ「自分事」なんだよね。
すごく巧妙なひっかけ問題みたいなもので。
「その手にはのらないよ」っていう視点、
「真実を求める、探す、見つける意思」が
とても大切な気がする。
ズルい大人が目立ちがちだけど、
小瓶主さんの先生みたいに、
地道にがんばってる大人も、たくさんいる。
だから、10代の子たちへ。
今はとても生きづらいかもしれないけれど、どうか、失望しないで。
メディアが報道しないだけで、
諦ずに頑張ってる大人も、
たくさんたくさん、いるからね。
18才以上の人たちへ。
自分のために、未来の子ども達のために、
だいじな一票、使おうね。
ななしさん
戦争ができる国ですか。
きっと今でも戦争ができる国ですよ。
急にミサイルでも落とされたらもう戦争ですから。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。