ありったけの気持ち悪い言葉を
並べようと思えば並べられる人生
それを咀嚼し受け入れる器など
僕は持ち合わせていなかった
普通の人だから普通のひとみたいに生きたかったんだよね
くるしい街を離れてやっと
背負わない道という選択を得た
僕は、あなたが映す僕をなぞらない
ここに書きます なぜなら
あなたを裏切ることに僕は苦しむからです
ほしかったものはとうの昔になくなった
抜け落ちた時間を
取り戻すことも生きなおすことも
もうしないかも知れない
僕の昔は誰も知らなくていい
地球に逆らわずおとす沈めてしまう
父さん、母さん、祖母さん、あったことのない誰か
僕はあなたたちを恨んでいない 恨まない
生命は尊い
これでいいんじゃないかな
砂をかけてさよなら
記憶は埋葬
そんなことをふと思う
あのね僕くるしいです
今も昔もずっと
もう誰にも届かないだろうからね幾らでも泣きます
貴方がおかした過ちを伝える勇気はありません
知らないまま死んでくださいどうか安らかに
もとに戻ってと言われても信じていた時間がないのだから
もう大人ですから
ひとりの人としてすててくれ
砂をかける手はきっと優しい
たとえそれがどんな色でも僕らの大切な十数年
埋めた場所はきっと忘れる
埋めたことは忘れない
こころの故郷はどこにもない
それでもいい
時を沈めたこの土地で
もう少しだけ生きていく
ななしさん
背負わないでいいのです。
あなたが楽になれるなら。
それが許すということだから。
あなたが手離すものにとっても。
命は尊い。尊いからこそ過ちに背く選択は正しい。それがよく知っている人であれ。
裏切る道も苦しんだ自分のこともあなたは認めていいのです。
罪悪感を持たなくて大丈夫です。
その人たちはその人たちでやっていけます。人は思うよりも強かです。
冷たくても決別することで良くなることは沢山あります。断って改めた方が互いの為になることがあるのです。
本当の孤独は心を癒すのに最適な居場所です。私も切り捨てて安らかでいます。
そうして落ち着いて満ちているときこそ、本当に感謝できると分かったのです。
あなたもあなたを責めないで生きていけたらいいと思います。