(はきだし)
味方になってよ。
わかったわかった。
それがおかあさんのほんね。
きもちはわかるけど、
そのことと、あなたの正しさで
わたしだけの思うこと、こころをねじふせて
味方の一員増やすことで
安心出来たこと、
そのやりかた。
ちがうでしょ?
それ、ちがいます。
「おまえはおかしい」
簡単に言うな!
あなた好みでないだけで、誰か好みでないだけで
あたしは、こんなです。
違和感を感じたら、わたしは自分の肚から変わるでしょう。
自発的、嫌いみたいだけど、だって、ひとって
そういうもんだぜ?
わたしは長い間、あなたのカードだった。
あなたがいつか、あきらめた、本当に欲しかったけど
手に入らなかった愛情の代わり。
あなたが、絶望して、いつか胸に納めきれなかった
見ない事にした悲しみの代わり。
かなしみ、って字が、ぽっかり浮かんだ。
曇天時の泣きそうな雲みたい。
かなしみ、は
かなしみを持つ人にしか
惹かれないのだろうか?
それを共依存と呼ぶ向きもあるが
わたしは、そういうのに、もうからみたくないな。
げんきない日あって、穴にも落ちるし、不平不満はいうさ、
人間だもん。
それでも、どっかでこのこと、思い出せるといいな。
わかんな〜い!に、まるつけられる、
自分ってことは、反対側にあるものも信じてるってことだもん。
理屈じゃなくて。
りくつ、ぜんぶなしで!かんじること、のはなし。
ねぇ、「味方になってよ」って、
さ、
おとうさんとおなじだね。
別の人なのに。
あたし、その穴の埋め合いは、やだな。
ささえあうのはいいけど、もたれあいはいやだ。
あたしはつめたいひとになる。
ほんとはそれって、いちばんつめなくないもん。
あたし、よう、しってるもん。
あたしこそ、それ、ようしってるもん。
ばいばい。