日が落ちていく。
明日からまた連勤。目まぐるしい毎日がまた始まる。
気がつけばハタチの時間もあと僅か。
成人式も同窓会も終わって、
好きな人すらいない今。
ときめきはどこにいるのか。
人並みに愛すること、稼ぐこと、そんなことすら難しいと知ってしまった今。
どこか寂しい気持ちを抱えたまま。
生きてるよ。
それでも生きてる。
私の中に何かが入ってくることがもうなくても。
色あせて消えていく、そんな命だとしても。
私は私の生を絶対に否定しない。
もういちどあなたに笑ってほしい。
約束が欲しい。
それさえあれば、私はまた強くいられる。
そんなことを思う、日没の時間。
さみしくて愛しい、この時間。