小さな幸せの小瓶
昨日、大好きな月の君から小さなクロワッサンのラスクをもらった。
大事に壊れないように持ち帰り、自宅で大事に食べた。
少し甘くてとても旨かった。
次の日、月の君がバイト先でもらってきた小さなクロワッサン(今日はパン)をみんなに勧めていたので、私も一ついただいた。
一口食べてみると・・・。
ん!?
おおお!!!
旨い!!!!!!
心の中で大きく叫びながら味わって食べた。
袋の中を見ると沢山クロワッサンはあるようだったが、まだ食べていない職員さんがいたので、もう一つ欲しいという言葉を出すことを(すごく欲しかったが)断腸の思いで我慢した(笑)
んーしかしなんだろう?
こんなに自分はクロワッサン好きだったっけ・・・と不思議だった。
色々振り返って考えてみると、そういえばクロワッサンって意外と美味しいお店が少ない。(田舎は少ないのよ)
パン屋ではよく見るが、パイ生地がパイ生地でなくパンみたいになってしまうと全く別物になって美味しくないことが多い気がする。
若い頃、甘くあまりに旨そうな匂いがするので、小さなクロワッサンを初めて買ったことがあるが、それは衝撃的に旨かったことを今でも忘れない。
その後、そのクロワッサンが忘れられず、色々なお店でクロワッサンを買って食べてはガッカリ・・・ということを何度か繰り返すうちに買わなくなってしまい、自分が好物であることも忘れていた。
いやいや、すべて忘れてしまうのは私らしい(笑)
月の君からのプレゼント(勿論みんなのもある)というだけで嬉しかったのに、好物であったクロワッサンを思い出させてくれたことは二重に嬉しい。
しかし職場では、能面のように普通に食べていたから誰も感動しているとは思わないだろう。
(感情を出しすぎて気持ち悪いと言われないように気をつけねば)
月の君を見てみると、プライベートでも仲良くなりたかったなー・・・という残念な気持ちが突然襲ってきて、突然寂しい気持ちになる。
でもまぁ、月の君からもらったクロワッサン旨かったし、プレゼント貰える時がないから幸せだった一日だったな・・・。