ゆでたまごを作ると、ちょっと悲しくて、心のどこかがチクッとなる。
それはまだ『先生』がある意味絶対的存在だった頃のお話。
小学五年生の調理実習でゆでたまごを作った。
先生に言われた通り、鍋に卵と塩を入れて、コンロにかけていた。
ぐつぐつと沸いてきた頃、先生が家庭科室を巡回していて、先生が私達の班の鍋の様子を見て、
「沸いてきたから、火を消してね」
と、言われた。
何か変だな、と思いつつ、先生の態度に圧倒されて、班長が火を消した。
そのうち、皆が出来上がり、試食することになった。
うちの班のゆでたまごを割ってみたら、半熟。
それを見た先生は、
「ちゃんと先生の話を聞かずに火を消したら、こんなふうになります」
と、うちの班のゆでたまごを皆に見せた。
班長が、
「先生が止めてって言ったから」
「止めたのに」と言い終わる前に先生がその言葉を遮り、
「は~い!皆さん食べましょう!」
そして、私達の班を睨んで、それ以上言わせなかった。
私達は半熟の卵を仕方なく食べた。
それからもう40年近く。
ゆでたまごを作るたび、そのことを思い出して、悲しくなって、心のどこかがチクッと痛くなる。
今みたいにはっきりと先生に言える時代ならば、そんなふうにならなかったのかな…
ふと、思ってしまった。
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なんだろね・・
すごいわかる、すごいわかるし(この小瓶)
この、先生の意図は、わたしが理解力ないからなのか
何度読んでもわからない。
(わたしも主さんと少し下の世代か、近い世代かと思います)
ほんとに、こんな感じのこと、山ほどあった。
へんなもやもや。
この小瓶を読み返してみても、この手の大人は
「なに」で、押し切ったのか、押し切りたかったのか
やっぱりわたしはわからない。
感情?・・・だとしたら、出所はなんでしょうね。
女の先生が、多かったかな?この感じの人って。
理屈になってないから、なんと返していいのかも
やっぱりわからない。
ななしさん
「自分の非を認めない上に生徒に責任転嫁するような先生に教わると、こんなふうになります」
絵に描いたような悪い見本の反面教師だな。
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