照りつける太陽、蝉の声、波の音、潮の甘い香り、あついあつい砂浜
まだ小さい妹たちの甲高いわらいごえ
目を閉じればそのままあの時の光景が浮かんでくる
いま思えば、あの時何度も妹達に遊ぼうと名前を呼ばれていた
俺は自分の遊びに夢中になっていて無視をしていた。それが悪かったんだ
まだ賢明に覚えているあの日のすべて
あの時に俺が薫たちを見ていればかおりたちは海へ勝手に入らなかったかもしれない
本当にごめんな、こんなに最低なお兄ちゃんで。本当にごめんな。最低なことをやってしまったけど、せめて夢の中でいいから会いたいんだ、二人ともお兄ちゃんのこと怒っているよな。嫌いになったのかな、ワガママなお兄ちゃんでごめんな。また、いつか会いたいです