店に行かなくなって2週間の間に、夢に少なくとも5回は出てきた。
ここまで頻繁に特定の人物が出てくるなんて事は今まで一度も無かったのに。
『あ、ダメだ、行かなきゃ』
そう思ってた日に同じ派遣元の人(B氏)とたまたま会って、以前に週1位で飲みに行くお店があるって伝えていたこと、スナックに行ったことがなくて行ってみたいと言っていたこともあって、正直お店に行きたくない(行きにくい)事は伝えながらも半ば強引に飲みに行くことになりました。
一人ではやっぱり行きにくかったけど、こうなった(久しぶりに会った)のは何か運命だったのかもしれない。
事情を伝えていたせいか関係無しか予想以上によく喋る人で、B氏主体で話が進み、肝心のA子も何事もなかったかのように接してくる。
『助かった』と思いながらも内心ずっと複雑。
私がB氏に突っ込むとほぼほぼ全てA子が同調、A子が突っ込むとやっぱり私も言おうしたことで私が同調。
「さっきから二対一でせこいわぁ」
「いやいや、ツッコミどころ満載やって」
「ねぇー」
「ねぇー」
ちょいちょい、A子も私も『ん?』ってなることを口走ってしまうB氏だったけど、居てくれて良かったのは確か。
そんなこんなで翌日仕事だったB氏は先に引き上げ、私も一人になるようなら帰ろうと思っていたけど、顔馴染みの常連さんが数名居たのと、B氏を送ろうとした時に「なんや、俺ちゃん帰るんか」って聞こえたのもあって残ってみた。
いつも通り、強いてA子と会話することもなく、カラオケを一人で歌うか二人で歌うかしながら、名前は知らないけどゲームに負けたら半気飲み(グラスの半分)とかをしながら帰る時間。
途中、一言、「もう店には行かない言うてたのになぁ?」って、ポロって言ったときにA子が「えぇやん」って。
同意してくれた方が楽だったかもしれない、『あぁ、また来ても良いんだ』って思ってしまう。
私は後悔することは多々あるけど、優柔不断なところは多々あるけど、基本的に決めたことに対しては揺るがないのに、どうしてこうも、A子に関してはぶれっぶれなんだろうか。
今まで小瓶を読んでくれていた人も、内心『どうせまたお店に行くんでしょ』って思ってたんじゃないかなとか思うよ。
『ほら行った』とか思ったんじゃないかな。
行く気は本当に無かったんです。
店行った当日(前日?)に見た夢にA子が出てこなければ、書いてないけど、あんな内容の夢なんかじゃなければ行かなかったよ…。