ななしさん
怒っていいんだよ。
どうしてなのって。
何も悪いことしてないもんって。
私、頑張ってるよって。
辛くて辛くて、苦しくて苦しくて、でも、アラフォーまで生きてきたの、偉いですね。生きてるだけで凄いです。
でも、これからは自分のために生きましょう。他人は他人でどうにでもなります。楽しい思い出を作れませんか。自分を楽にしてあげられませんか。死ぬよりも前に飽きるほど寝てみませんか。過去を手離してみませんか。それも本当は素敵なこと。
生まれてこなければよかったと私も思ったことがあります。
でもね、それは欺瞞だったところもありました、自分でどんどん惨めになっていたりもしたのです。
耳を澄ましてみてください。
風の音、鳥の声、過ぎていく世界。
あなたを責めてはいません。本当は。あなたを愛しているのです。無自覚でも。孤独でも。あなたの身の回りにあるもの全て、あなたに捧げられあなたが捧げているもの全て、それが生活を世界を成り立たせているのです。
自分を抱きしめてあげられませんか。
もういいよって、よくやりましたって、死んでしまう前に、ぎゅってしてあげて下さい。
私はあなたにそうしてあげたいです。傷付いてきた小さなあなたに。勿論、大きなあなたにも。あなたの側にはいないから生身では触れられないけれど心だけでも届きませんか。
あなたは死ぬ許可が欲しいですか?
それとも生きる許可が欲しいですか?
どうせなら欲張ってください、どちらも許されていると。あなたは自由だと。
朗らかに歌ってみませんか。
どんな時もどんなあなたでも本当は大丈夫なのです、あなたが生まれて来てくれたことに感謝します。
絶望したときに可能性は開けるもの。
視点を変えてみましょう。
気休めに聞こえますか?
ここまで超えてきた強いあなたなのに?
自分のことを過小評価する自分を、他人のあなたへの誤った判断を外しましょう。酷いものを刷り込まれてきただけです。あなたは十分に優しいし十分に頑張り屋さんです。信じられませんか?よく思い返してみてください。
肉体と死んでしまうのではなく、ある侘しい価値観の殻を脱いで殻を死ぬのです。
そして、新しくて懐かしい自分に生まれ変わってみませんか?
死ぬ前に死に生き返る道というのもあるものです。