一か月くらい前から、寝る度に夢を見ます
朝までぐっすり寝た時や、5分くらいのうたた寝の時にすら見てしまいます
昔も夢のせいで全く寝た気がしなかったことが多々ありましたが、最近は目が覚めてもすぐに状況が理解できないことが多いです
なので寝ていたとかを感じるより、夢の延長で目が覚めているのにそのまま夢での出来事を反芻したり抜け出せないことがあります
今日見た夢も起きた時に目がばっちり開いていて部屋の壁を認識しているのに、夢での役割のまま考えてしまっていました
今日の夢は自分の両腕を眺めているところからハッキリ覚えています(もう一つ見ていましたが、ご飯を食べたら忘れちゃいました)
左腕に赤い水ぶくれが三つあるなぁ…と考えていると、その水ぶくれが腕の上の方に増えていくんです
水ぶくれが痛いとか痒いとかはなく、ただ増えてるぁ…と潰れているのもあるとぼんやり見つめているだけで、右腕にも赤い発疹のような水ぶくれができていくのを見ていました
水ぶくれができ終わった後に、自分が白いシーツの簡易ベットの上に座っていること、目の前に男性の医者がいること、その男性を挟むように自分から見て左側に男性、右側に女性が立っていることに気づきました
全員白衣を着ているので、この病院の医者なのだろうと思っていると、私は真ん中の男性に質問されますが、その言葉自体は覚えていません
ただどうしたい?とかどうしてこうなったの?何があったの?のような、水ぶくれに対してなにか聞いていることだけは覚えています
私はそれに対して仕方がないよというニュアンスの言葉を言います
その時になって、私が小学校低学年くらいの色黒の男の子だということに気づきました
その子の回想では細い女の人が頭を抱えている姿があり、次に問題があればせっかく取り戻した子供がまた虐待だと思われて奪われてしまう、そうすると自分がダメな母親に思われるから何も言わずに我慢しなさいと言われていたことを話します
男の子自体に怪我を負わせていたのかは分かりませんが、ネグレストという単語が思い浮かんだので、女性の後ろに見えたアパートで育児放棄気味の生活を送っていた男の子という設定だったのかもしれません
自分が我慢すれば別の家にいる弟も無事だからと退院を受け入れる男の子に、医者はそうかと言いながら
「あの子(男の子の弟)は生き残りづらい種族だけどな」
と内心では思っていた…というところでやっと思考が現実に戻ってきました
多分、男の子が退院しようとベットの下に目をやる時ぐらいにはもう私自身の目は開いていましたが、目が覚めるまでの間も夢が進行していました
場面が先生視点になった時には薄暗い薬品の並ぶ処置室と横で眠る猫の背中が同時進行で見えていましたし…
薄気味悪い、靄のかかった支離滅裂な夢ばかりで疲れてしまいますが、それすらも楽しめるようになれれば良いなぁ、と思う今日この頃です