どうでもいい話。長いよ。
私は中学校の時、いじめ、母親が部長のままと喧嘩した、家では部活を辞めろ辞めろと言われ、それがキッカケで退部をした。
イジメは話さなかった、話せなかった、退部の原因を母親が部長のママと喧嘩したから。家族に辞めちまえ。と言われたから。としていた。
その時に私は担任に初めて「自分で決めたことを母親や家族のせいにするな」と叱られた。
その言葉がきっかけで、私は全て自分のせいだと思い込む癖がついた。のかな、と思う。
部活を辞めても止まらないイジメ。原因は私にあるかもしれないと、耐えて耐えて頑張って、笑って元気を造った。
1年生の修了式が終わったら力が抜けて全部どうでもよくなってそのまま不登校に。
「学校でいじめられている」と、誰にも言えないまま、不登校に。
今も「あの時いじめられてた」って誰にも言えていない。
今でもはっきり覚えてる。私が一瞬で家族を信頼できなくなったコトバ。
『学校にも行かんなんてとんでもねえクズだなてめえは。死ねばいいのに。』
毎日毎日、死ねよクズ、死ねよクズ、と言われ続け、鏡を見ながら自分に向かっても言うようにした。
こんなに辛いのは自分のせい、自分が悪いからこんな目に合うんだ、と思って
自分をコントロール出来ないまま《ごめんなさい》と書いた遺書を置いて首を吊った。
死んだ。私が死んだ。心が死んだ。誰かが死んだ。
その日から、私は1mmも前に進めていない。
1mmも。
前に進めない。立ちすくんでいる。手枷も足枷もついてる。解放されない。
高いところから落とされて高所恐怖症になった。
暗いところに閉じ込められて暗所恐怖症になった。
閉め切られた空間で辛い思いをしたから閉所恐怖症になった。
知らない男と体を重ねて男性恐怖症になった。
その後も色々あって対人恐怖症になった。
全部怖い。頭の中から聞こえてくる母親の怒鳴り声。殴られるって怖くなる人の足音。キッカケがあれば蘇るイジメの記憶。
防御に入って、進めない。
分かってる。イジメてきた人たちは、前に進んでいる。幸せに生きている。
わかってる。だけどそれも複雑。
過去という荷物を、降ろせない。
全てを憎く感じてしまう自分を、許せない。
神経質で、嘘つき、すぐ人の顔色伺って、ご機嫌取って、
なんにも楽しくない
人生なんにも楽しくない
つまんないよ死にたい
なんで私は生きているの?
なんで幸せになれないのに生きなきゃいけないの?
私はもう私を殺したくないよ
誰か私を止めてよ
名前のない小瓶
47264通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
なんとか頑張って頑張っていきたらいつか報われる時がきます。
ななしさん
人の心ぶち壊しておいてのうのうと学生生活してる連中がいると思うとクソムカつくのでさっさと滅びるよう呪っとく。
今は心が疲弊しているかもしれないのでゆっくりと安全な場所にいてね。たくさん寝てね。外の空気吸ってね。
世の中イジメの加害者 傍観者 被害者 の構造はあんまし変わんない。
嘘つきだらけの世の中で辛くて悲しい本物の痛みを手に入れてでしかできない事があります。それは言葉だったり芸術だったり何らかの表現、対人関係に現れます。
インチキ連中が小手先で操った音楽が溢れてる。嘘っぱちなキラキラが充実だと思い込む。そんな連中の幸福なんて一ミリも許容する必要ないよ。
今は難しいかもしれないけど あなたが自分を認めていけば怒りの感情が育っていくよ。沸々と少しづつ許せなくなってくるよ。そいつで世界をぶん殴りましょう。あなたしかできない手段で目くらましの世界を。
烏羽
どうせなら、どうか、三通目のその言葉は、無理にとは言えませんが、今まで生きてきた小瓶主さん自身こそが、自ら受け取ってほしい言葉だと思っています。
少なくとも勝手に思いを伝えようと言葉を送る事しかできない俺には、心からは受け取れません。
苦しく感じるかもしれないのが申し訳ないとは思うのですが、どうかご自愛ください。
出来る事なら、せめて今だけでも、自分にほんの少しだけでも優しくしてあげてくださいませんか。
ほんの一部分だけでも、自分を許してあげてくださいませんか。
ななしさん
(小瓶主)
ごめんなさい
ありがとう
ななしさん
どうして、正直者がばかを見なくちゃいけないんだろう
こんなにも苦しむ人はどうしていつだってひとりなんだろう
きっともう大丈夫だよ
ここで言えたなら少なくともひとりじゃないよ
辛かったね、辛かったね
未来を、信じてみてもいいとおもう
もう、殺さなくていいから
いつか必ず、涙が出るほど幸せな瞬間があるよ
生きる意味を見失うのはわたしも、同じだよ
烏羽
辛かったね。
親御さんがどう思って主さんに対してそんな事を言ってしまったのかは詳しく解らないし、肩を持てる、持つわけでもないんだけれど…。
もしかすると、薄々自分のせいだという自覚があって、それを許せなくて、人に当たるような事をしてしまったのかもしれないね。
他人事ながら、担任の言葉は小瓶主さんの内情を察せられていたものだとは思えないけど、俺も自分の決めた事は他人のせいにしちゃいけないというか、他人が責任を負えるものではないと思う。
正しい言葉だとは思う。けれども、文面だけでも事情を知って、個人的に考えてみると、辛い中にいる主さんが受け取れる叱りの言葉ではなかったと思うし、主さんのせいにもならない、誰のせいにも出来ない事だったと思う。
少し傷付くかもしれないけど、原因は、ほんの少しくらいなら主さんにもあったと思う。
でも、あくまで主さんに「も」、だ。他の人にも原因がある。それが今、わかってきたんだよね。
たとえ周りがクズだらけでも、主さん自身が自身をクズだと思えるようになってしまっても、生きろだなんて言えないけど、個人の感情的には生きて欲しいです。
辛くて、苦しくて、どうしようもなくて、学校に行けなかったんです。たとえ現実から体を背ける事だったとしても、壊れそうなあなたが、その時のあなた自身を守るために必要だった事の筈です。
心の中でだけでも、浮かび上がる過去の出来事に負けないで下さい。
防御したままでいいですから、自分のペースで少しずつだけでも。
それと、一旦、自分を許せない気持ちは置いておきませんか?
すぐどうこう出来るものではないとは思いますが、全て憎く思えてしまうのも仕方のない出来事だったのだと。許せなくなってしまったのも、親御さんや過去あなたをイジメた人のようになりたくなかった。複雑なれど、自分を、誰かを守りたかったからだと、思う事は出来ませんか?
今も、周りを伺う行動に楽しく思えないのも、自分自身の存在そのものが、あなたの心やあなたを過去から守ろうと、怖い事や辛い事がありながらも、少なく思えようと楽しい事も確かにあったのだと、裏を返せばそう思っているように感じます。
文面をみた限り、俺は小瓶主さんの事を、優しい心の持ち主だと思います。
相手の悪さもあろうものを、自分を責めてまで、自身を押し留めて、削ってまで頑張ってこられたのですから。
並大抵の努力で出来る事ではないと思います。
とても辛い思いをなされてきたのですから、今、前に進めないと言うのも仕方のない事だと思います。
ただ、心はまだ、尽きてはいないとも思います。
戻れない強烈な過去に心の整理と決別が付かなくても、あの時欠片ながら、もしかすると主さんが感じていたかもしれない嫌だった思いや納得のいかない思いが、はっきりとわかるようになってきた。
どうにも苦しくて、それでもここで吐き出した。
そう捉えると、過去はまだ大きく感じるものかもしれませんが、本当の所あなたにしか出来ない進展も少なからずあったのではないでしょうか。
今もまだ苦しみの渦中にいるかと思いますので、無理はなさらないで欲しいのですが…
神経質ではなく、人の顔色を伺うような嘘も付かず、ご機嫌を取るような事もせず、それでも楽しく生きていきたい。生き難い思いを少しでもせずに、幸せになりたいんだと。
俺にあなたを止める事は止めたくとも残念ながら出来ませんが、その苦しみは、そういった裏返しから来ているものではないかと思っています。
時間をおいてからでも構いません。何度躓こうと構いません。
もし何か感じた事があるのだとしたら、ゆっくりとででも、自分の良いと思う方向に顔を向け、足を向け、歩き出せる事を願います。
押し付けるように悪いのですが、辛くも生きてきたのは、それだけの価値のある人だと、俺には思えます。
ななしさん
お疲れ様です。いじめの事とか、恐怖症とか辛いと思うけど、とりあえず、ゆくゆくは不登校の支援をする所に頼ったほうが良いかも知れない。ただ、まだ辛いならしばらくゆっくりするのが良いかな。全てが辛いならゆっくり。寝たりなどして自分を優しく労って下さい。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。