願い・・・の小瓶
人は誰しも願いがある。
大好きな月の君・・・。
彼女にも今一番叶えたい願いがあるだろう。
もしかしたら、ずっとずっと前から彼女は願っていたのかもしれない。
でも私は心のカタスミで、それが叶わないことを願っていた。
叶うことで激変する世界を見たくなかった。
私は・・・エゴの塊・・・ひどい人間だと思う。
でも・・・最近思う・・・。
叶わなくて彼女がとても哀しい思いをするならば、彼女の願いが叶うことが私の願いとなる。
彼女にはいつまでも幸せでいて欲しい。
これも私の願いの一つ。
彼女の隣に誰がいても関係はない。
彼女が笑顔で幸せな人生を・・・彼女が選んだ人と歩むことが出来れば・・・私は幸せ。
綺麗事ばかりだが・・・片思いの中で生まれた究極の愛の形だと思う。
部屋の窓から見えるお月様は、今日も変わらず綺麗だな・・・。