僕は無性別です。
彼女が居ます。居ました。
そんな彼女との別れ話。
365日も連れ添った彼女の話。
と、相談。
僕が彼女に惚れました。
チャットで。
君は僕が男だか女だか知ってたか。
そこんところは分かりませんがね。
猛アタックの末付き合ったんです。
その時は名前も性別も知りませんね。
そいでも好きになったんです。
愛し合いました。
お互いの性を知ってからも。
でも彼女は酷い嘘つきでした。
僕には耐えられませんでした。
それでも日々耐えました。
「きっとこんなに素敵な彼女。
僕の見方が悪いだけで非はないヨ。
僕を愛してくれる彼女。
こんな彼女はもういないヨ。」
と。
でも疲れてしまいました。
女性らしさを欠いていく君に。
僕より二次元優先する君に。
二.五次元に傷付けられる君に。
相談事を軽く流す君に。
好きが減った君に。
今でも嘘をつく君に。
君が認めなかったにせよ。
嘘は嘘です。
君は僕に嘘を何度もつきやした。
耐えました。
でも疲れました。
嘘つきに愛されるのは。
彼女は僕の家を知りません。
彼女は僕の全体像を知りません。
なにも知りません、
だからさよならって言いました。
彼女は死にたい死にたいと。
そう泣きました。
君は僕を待ってくれました。
いつも、僕が理不尽に怒っても。
僕が浮気しても。
僕が別れようと何度告げても。
待っていてくれました。
大事にしてくれていました。
甘え過ぎました。
君はそのストレスを。
別所でどう発散していたのか。
考えたくありませんね。はは。
『悪循環でありますよ。
こんな関係ぷつりと、
そうぷつりと、
お切りになったら如何?
君と僕の幸せのために。』
そんな囁きは僕の逃げでしょうか?
共にした時間が長すぎて。
麻痺してしまったのです。
君と僕が一心同体であるかのような。
錯覚と共に吐き気を覚えて。
もう君のリップ音すら聞きたくない。
これは、倦怠期ですか?
それとも限界でしょうか?
今回ばかりはするりするりと。
酷い言葉が出てくるのです。
君が嫌いと言ってと。
僕は嫌いと言いました。
これは、なんでしょう?
恋は終わりましたか?
ななしさん
相性の悪い人同士が、くっついてしまったという感じがします。
彼女の嘘は良くないとか、あなたの浮気は良くないとか、そんなことを言うつもりはありません。
だって嘘や浮気だらけでも、長続きするカップルはいますからね。
周りから見たらクズみたいな人が結婚出来ることもあるし、逆に恋愛マニュアルを完璧にこなしても恋人がまったく見つからない人もいる。
恋愛には、「正解」も「普通」もありません。あるのは「縁」と「相性」です。
あなたの恋は、相性の悪さが目立ってきたのです。
愛情はあれど、相手を許すこと、あるいは自分を譲ることがどうしても出来ないのは、相性が悪いのです。気持ちだけでは調整できない決定的なズレがあるということ。
それが育ちの違いとか価値観の違いというものです。どちらかが悪いわけではありません。
しかし恋愛経験が浅い人ほど、この相性の悪さに気付くことが出来ません。
恋愛経験とは、付き合った人数でもセックスした人数でもありません。相手のことを深く知ろうと一生懸命になった回数です。自分と合う人かそうでないのか、見極められた回数。
自分に合う人がわからないと、運悪く相性の悪い人と付き合ってしまっても、うまくいかないのは自分のせい、または相手のせいと正誤や善悪の話になってしまいます。
あなた達は長く一緒にいて、それなりに相手について知ったでしょう。
相手が喜ぶことや嫌がることも、ある程度はわかっているはずです。だから相手を幸せにする方法もわかるはずなんです。
それなのにお互いを幸せにすることが出来ないのは、隣にいるのに別の世界を見ているみたいで、とても虚しいです。
別れるまでいかなくても、一旦離れてみてはどうですか。
自分の幸せの中に相手は必須か、自分は相手の笑顔を作れるのか、それぞれ考える時間が必要だと思います。