我ながらよくわからない長文だ。
ひとりごととおもっておいてください。では、
…(*´-`)
考えて考える、一年を詰め込み小瓶。
*
この一年、ほんとにいい出逢いがあった。
もう外せないとおもってたお面をはずしちゃっている、それに気づかないくらいに透明に居られること。
ぜーんぶみせちゃう、訳ではないが、
繕ってしまうことなく、というより どう思われたかなとか どういうつもりでこのことばを言っているのかな とかじぶんのことばかり考えずに、ことばそのまま、すとん、って受け止めちゃってた。そんな瞬間があって。
もちろん、素直な綺麗なじぶんばかりじゃなくて いろいろぐちゃぐちゃしたあたまのなか。それでも、その一瞬がこころのなかにずうっと残っている。
むかしのこと、いま のじぶんのこと。
考えて考えて、なんだかどんどん透明になってゆく気がする。
今迄は、そうして じぶん、を考えていた。
だけどこの春 宛メと出逢った。
うちあげられる小瓶をそっとひろう。
お返事を届けたくて考える。
向き合ううちに、じぶんでも聴こえていなかった私の声が出てくる。
あふれたおもいを私もそっと詰めて、流してみる。
此処で私は、じぶんの声も誰か の声も、いろいろ聴いた。考えた。
じぶんの さみしい!を、聴いてあげられるようになった。
これ、私のなかではすごく大きかった。
これのおかげで、セットになった すき!っていう気持ちもみつけられるようになったから。
浮かない馴染まない をしてた頃は、つらい、さみしいを感じないようにした代わり、すき、いい、とおもうものがわからなくなっていたから。
*
とかとか、すっごくいろいろ考えていた年の瀬。
熱がでました(^ー^)
ほかに症状は特になく。かと言ってしんどい時期によくなった、元気なのにずるずると微熱が続くやつとは違って、
景気良くぱーんと。
知恵熱というのかしらん?
妙にキラキラした世界とまとまらぬ思考が途切れることなく流れるのが面白く。
前半の文はそのとき書いた!ははは。
*
すとんとすぐに下がったので、大掃除の続き。ピアノを丁寧に拭く。
そうして、らしくもなく こい とやらについて考える。
秋の終わり、初恋のひと というやつに再会した。
おもいを告げることもなく終わって、いいやって思いながらもなんとなく、気持ちは宙に浮いてるまんまで忘れていた。
はじめの一瞬は誰だかわからなくて、でも目をみた途端に、もうおもい出せないけれどどうやら暖かい、どうしていいかわからない 居ても立っても居られない、そんな気持ちの抜け殻が、帰ってきた。
いくつかことばを交わした。
もう、こころが波立つことはなかった。
すべては、あなたをみつめた私のすべては、記憶の青い箱のなかなんだなぁとわかった。
そうして、
ああ、この恋はこうしていま ここで会って、ようやく終わるようになっていたんだなって、不意にそんなことをおもった。
中途半端 に、ちゃんと決着をつけてもらった、とおもった。それは本当に幸せなことだと思う。
あなたのことを、思えば私は全然知らないままだった。でも、毎日歩く朝の道もかがやかせる、そんななにかをみつけるきっかけを、くれたのはあなたでした。ありがとう。
そんなあったかい気持ちでいっぱいで、もうあうことはない、これが最後だとなんとなくわかりながら別れた。
そしていまだ。
鍵盤を柔らかな布で拭きながら尚も考える。
気づくべくして気づいたこの想い。
あいつの矢印は、きっと私の方を向いてはいなくて、まっすぐ目をみて話すのは あなたにとってあたりまえのことでしかないって知っている。
いつのまにか、はじめの こっちをみて!という気持ちは消えていて。
いまはただ、ほんの一部でいいから、あなたのこころと、あゆむ道と、私のそれが重なっていたら。それだけを祈っている。
一瞬でも、おなじなにかでわらった、そんな記憶が、
どうかあなたのこころにも、おもいだせなくっていいから いきつづけてほしい。
私は、
あなたとわらって話した日を
一緒に居られた時を
大切におもう。
これは
終わりかはたまた始まりか。
せっせと記憶の虫干しをする。
一年がまた、私のうしろに降り積もる。