ななしさん
鴨長明の「方丈記」をご存知ですか?
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」という冒頭で始まる本です。
古典の授業で習ったかもしれませんね。
つい最近、私も、同じような気持ちになりました。
その時に方丈記をふと思い出して読んだので、お伝えしたいなと思ってお返事を書いています。
方丈記を超ざっくりまとめると「川の流れが留まる事が無い。水の泡も膨らんでは消えていく。世の中も一見変わらない様に見えても、常に変わっており、やがて消えていく。辛い事や悲しい事は長くは続かず、楽しい事や嬉しい事も永遠ではない。」という事です。
考えない様にしても、考えてしまう。
頭と心が一致しない。
そんな時もあるけれど、いつかは良い時が訪れます。
感情が先行してしまう自分を受け入れながら、迷わず、動じず、毎日を生きていけばいいのだと私は感じて、少し楽になりました。
方丈記は古典だと難しいですが、現代語訳の小説や漫画なんかも出版されています。
もし興味を持たれたら、読んでみてくださいね。