ななしさん
親に虐待され続けて耐えきれず親を殺したという人なら、お付き合いは続けると思います。
お金が欲しくて詐欺をやったり、性欲が押さえられなくてレイプをしたり、スリルが欲しくて万引きや暴走行為をやったり、そういう人は縁を切ります。その後どんなに真面目にしていても無理です。
前科者と付き合えるかは、再犯の可能性と私は思います。
虐待で親を殺した人なら、恨みはあくまで親だけに向けられており、それ以外の誰かを傷つけることはしないでしょう。
でも詐欺は騙しやすい人、レイプなら性的に興奮する人であれば、狙う人は誰でもいいということですよね。また暴走行為や万引きは自分の弱さを昇華出来なくなったら再度やるかもしれない。
ターゲットが定まっておらず、いつ繰り返すかわからない人とは一緒にはいられません。だから無理です。
服役したのだから私は更正した、差別しないで欲しいという前科者は結構多いです。
でも、出所後1度も罪をおかさず生涯を終えた時が、本当に更正したんだと信じてもらえる時だと思います。それまでは色眼鏡で見られます。警戒もされます。一生続きます。被害者のいまわしい記憶や苦しみが、一生消えないのと同じように。
服役ではなく、その社会の無言の非難や敬遠の目こそが罪をおかした人への本当の罰なんだと私は思います。
ただ、その十字架を黙々と背負う人には、誰かが手助けをするかもしれません。それもまた人情ですし、そうして支援する人をおかしいとは思いません。