児童に限らず売春買春というのは世間一般としてしてはならない行いの内の1つですよね。
ですが、僕はそれに関して昔から疑問を感じていました。
この国は「生きる」という事を絶対視する国です。けれども生きるのにもお金が掛かります。そして人間は他の人間と関わり合いながら生きており、人付きあいにも相応のお金が掛かります。
そうした中で、必要なお金をなかなか得られない事もある事でしょう。そういった事は年を取ってからよりも若い時の方がよく有ります。働いてお金を稼げば良いとお思いかと存じますが、それが容易な場合とそうではない場合、もっと言えば非常に難しい場合もあるかと思います。
だからと言う訳ではないのですが、老いてからよりも若い内の方が体は使えると思います。ゆえに、使えるものは使える内に使っておいた方が良いと考えた次第です。
たぶん、この世も又、使えるものは総動員して使っていかないと生き抜くのは難しいかと思います。
何故このように考えたかというと、武井咲が一人二役で主演を演じるドラマ「Wの悲劇」に非常に感銘を受けました。
赤子の時分に親に捨てられ、にも関わらず大人になるまで殆ど独力で成長した強さに。戸籍も名前も与えられず、窃盗という決して善い事とは言えないといえども自分の命を繋ぐ逞しさに。そうした形の成長後、自らの体を売って食い繋ぐ才覚に。
そうした生への執念は今の時代の人間に決定的に欠けたものだと思います。何をしても生きる、というのはこういう事に対して言っていると思いました。
今後も飽食の時代が続くとは限りません。そうした時、どうしますか?
自分の食扶持を稼ぐために時には体を売る事も厭わない、それが赦される社会となる事を祈るばかりです。
51652通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
文学的な考えですね。しかし現代では難しいです。
そうして生きるしか道がない人がもしいたら非難はできないけれど、現代にはそうしなくても生きていける方法がたくさんあるのです。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
27通目の方。
許す許さないは周りの人の判断。
そこで大事なのは貴方の発言からすると迷惑を掛けられた人が「公平」「公正」に自分とその人の関係性を見て許すか許さないかを決める、それが最も重要であると思いますね。
その判断に対して第三者が介入して関係性などを歪める、という事はあってはならない事だと思います。
それは「不幸」に関しても同じだと思います。
ななしさん
理由があれば何をしても許されるべき、ってことですか?
それが人に迷惑かけたり不幸にすることであっても?
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
25通目の方。
それで壊れる「信用」は本当の信用じゃないですよ。そんなのが本当の信用だったら僕は要らないですね。脆いですし、そんな簡単に掌を反す人はそれこそ信用出来ませんし。
盗まれた品物で商売する、にしたところで僕はその理由によっては赦しますね。私利私欲、ただそれだけでは勿論ダメですが。病気の子供が…‼とかであれば盗まれた分に加えて色を付けて渡しますかね。当然、それが真実であれば、ですがね。それが嘘であった場合、然るべき場所に連れていくでしょうが。
何にせよ、行為のみを見て「悪」と断じるのではなく、「状況」や「人格」を鑑みての対応が良いと僕は思います。
ななしさん
店とか始めたとして、自分を盗人だと知ってる人が来たら?
店は信用第一。
店の評判ガタ落ち、で客寄り付かなくなりませんか?
自分の店に窃盗に入られて、盗られたお金で商売する人がいたら?
無限ループになりませんか?
危険を回避するといいながら、自分自身が危険人物になっている。
矛盾してませんか?
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
23通目の方。
勿論、闇に踏み込み過ぎたら危険ですよ。ただ、危険を回避する術(すべ)もある筈です。同じ事は一般人や芸能活動をしている人にも言え、十分にお金を稼いだら適当なところで手を引く、というのも生きていく上で必須だと思います。(適当、というのはいい加減に、という意味ではありませんよ。適切なタイミングで、という事だと思って頂ければ。)
そうして稼いだお金を以て、自分の得意分野を活かして店等を始めれば良い、と思いませんか?
ななしさん
売春や窃盗張り切ったら余計真っ当に働ける状況から遠くなりませんかね。
売春や窃盗を一歩一歩着実に進んだ先には、何がありますか?
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
20通目の方。
僕はそもそも細身ですね。体重が四十キロもない時が多いです。
乱暴にされる事も実際、多いです。ここ2・3年は一切なくなりましたが。
個人的にはどれも許容範囲内ですかね。
それから、僕は女性にも丁寧ですよ。ただ、向こうから悪意や嫌悪感を向けて刺激してくる人の場合は別ですがね。高校時代・専門学校時代はそういう人がよく居ました。今でこそ、「オタク」は周囲に好意的に見られるようになっていますが、あの当時は忌み嫌われていましたから、見た目がオタクそのものな僕はよくひそひそと陰口を叩かれたものです。
正直、仕事が与えられているだけでも羨ましいので、特に抵抗はないかもしれません。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
17通目の方。
そうですかね?
真っ当に働ける状況が出来てもいないのに真っ当に働こうとする、それは土台無理な話しだと思いますけど…それよりだったらこれまでの道を俄然張り切った方がは良いと思うんですけどね…。
高跳びするのではなく一歩一歩着実に、じゃないですかね?普通…。
ななしさん
想像してみてください。
ある日突然
世界から女性がいなくなりました。
細身な体型だった「あなた(卵が先か鶏が先かさん)」は
新しい世界では
「女性役」として生きなければならなくなりました。
「あなた」は生活に困窮し
売春という職を選びました。
いよいよ初仕事の日。
客は
どこで何をしているか
どんな病気を持っているか
わからない人達です。
力士や格闘家のような屈強な男性客ばかりなので
羽交い締めにされたら「あなた」は到底逃げられません。
(↑春を売る「女性」と「男性」客の腕力差を理解するための例えです)
「あなた」より大柄で得体の知れない初対面の大男と
鍵のかかる密室に、2人きりです。
「あなた」はもちろん
完全な丸腰(全裸)にさせられます。
「あなた」は様々な客の相手をしなければなりません。
吐き気を覚えるような、体臭や口臭の客。
あなたの肉体をモノ扱いする、乱暴な客。
生理的に無理な客。
暴言を吐く客。
失礼なことを平気でする客。
さらに
エイズ等の感染症
客のストーカー化
犯罪に巻き込まれる可能性
「あなた」は、たくさんの危険と常に隣り合わせです。
(女性はさらに、妊娠の危険性も秘めています)
得体の知れない初対面の大男に
「あなた」は全身を舐め回され
遠慮なくベタベタと触られます。
「あなた」は大男の性器を口に含まなければなりません。
「あなた」は肛門に、大男の性器を挿入されなければなりません。
(↑あなたは男性なので、この表現なら想像しやすいでしょうか)
一日に、何度も何度も
そういうことをされます。
売春とは、そういう仕事です。
「仕方ないですよね、
「あなた」にはお金が必要なんだから。
だから「あなた」が売春する日々を過ごすことを
合法化するべきですよね。
(「あなた」の肛門を消費することで
「あなた」の体に唾液を塗りつけることで
「あなた」の口に男性器を突っ込むことで)
私は「あなた」を「支援」しますよ」
この言葉、あなたはどう感じるでしょうか。
本当に世を憂うなら
性風俗で働かざるをえない状況の女性達の心情を
聞き集めてみてください。
それでもきっと
自分の性衝動が恐ろしくなる時もあるかもしれません。
そんな時は
「ソープランド」に行ってください。
「ソープ 風俗 サービス内容 」
で、検索してみてください。
どんな事ができる場所かわかるはずです。
もしも、あなたが風俗を利用する時があれば
奉仕してくれる女性達に
心からの感謝と敬意を持ち
やさしく丁寧に接してください。
本来、女性は
敬われ、大切されるべき存在なのですから。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
9通目改め16通目の方。
貴女はこうして会話している分にはかなり頭が良いように感じますね。話す内容も整然としてますし、言いたい事も分かりやすい。
そんな貴女が何故、病気と言われるのかは分かりませんが、きっと対面すると何らかの違和感を抱くんでしょうね。
それでも貴女は特に支障なく生きていける、と思いますね、僕と違って。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
9通目改め16通目の方。
申し訳ありませんでした。貴方の文面から老成した印象を抱いたものですから…。(これも失礼ですかね?)
売春とは言ったものの、それは風俗に特定したつもりはありませんでした。とはいえそうですね、持続させようとすると大変ですかね。
となると、今と比して売春買春の多少の緩和は必須と僕は思いますが、同時進行で若干の物価の上昇は覚悟しての一人辺りの収入増が必須ではないか、と思います。
理屈を説明するのは難しいのですが、お金は使えば減るけれども集まってくるようですしね。
となると…やはり今のままでは頭打ちな気がしますね…。ファンタジーの「ギルド」のような施設・組織が必要であるように思います。
それに関してはどう思いますか?
ななしさん
根っからの犯罪者ならともかく、生きるために窃盗とか売春とかやってる人って、好きでやってるんじゃなくてやらざるを得なくて「仕方なく」やってる人がほとんど。
それを努力しろっていう方が「諦め」とか「怠惰」の姿勢でしょう。
努力しろというのが、窃盗とか売春とかしなくていいように努力しろっていうなら分かりますが。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
13通目の方。
「仕方ない」で済ますのではなく、どちらにせよ相応の努力をするのが自然な形だと思います。
「仕方ない」というのは「諦め」の姿勢であり、「怠惰」、怠けているのと変わらないと思います。
そうではなく、奪う方も奪う方で努力し、奪われる側もそうならないよう最大限の努力をする。
それでも敵わなければ今回は駄目だったとして、次に備えて対策を立て、施す。
そういう事ではないですか?
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
11通目の方。
たぶん、それは違いますよ。
性欲というのは人として有るのが当たり前の欲求の一つで、裕福であろうが貧しかろうが等しく存在していると思いますから。
そして、社会全体が貧しくなれば当然ながら全体的に貧しくはなると思いますが、そこは個々人のお金の使い方の問題で、なくなりはしないと思います。
僕は今現在、買春に使えるお金は有しておりませんが、社会が許すならば、そしてお金が充分なだけあれば使う事でしょう。
それも、僕の場合はお金という対価なしでは相手の女性は僕に抱かれても良いとは微塵も思わないと思うから、ですね。
そして窃盗の話しでしたね。
例え社会全体が貧しくなったところで「店」はなくならないでしょうし、そんな中でも富む人は当然居ると思います。であるからして、盗む品物がなくなる、という事も有り得ない、と僕は思いますね。
ななしさん
奪うのが仕方ないことなら、奪われるのも仕方ないことってなるけど。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
9通目の方。
体を売る、というのも簡単ではないと思いますよ。AVを観ていると体力の消耗は激しそうですし、技術といいますか、個性を打ち出していかないと頭打ちになりそうですしね。
それでも又、それも才能の有無が関係していそうなので、万が一その他に才能がなかったとなれば可哀相ではないですか?
そうでなくとも、今の社会にしても一つの仕事だけで食べていける時代は終わりに近いと思うので、「生き方の形」にもう少し幅があっても良いのではないか、と僕は思います。
僕の場合、このようにそれなりに頭は回るけれども、いかんせん性格的に脳筋であるせいで僕の存在を欲している所を探すだけで一苦労なんですよ。最悪、罠に嵌められかねない。
だから生き残りを掛けてこうして自分の価値を示さなければならない。
貴方が今何歳で、貧しかった時期は何年前なのかは知りませんが、今は職を得る事そのものが昔よりも難しくなっていると感じています。
一番は、満足に経験を積む前から「即戦力」である事を求められ、成果を挙げる事が出来なければ「無能者」の烙印を押される。有能であると認められるのは比率としては僅かであると思います。
では「無能者」であると判断された者はどのような扱いを受けるか知っていますか?
「障害者」となり、「障害者手帳」を取る道しか実質的には残されていなくなるんですよ。手帳を取れば職自体を得る事は容易になりますが、その道での就労で得られる収入は世間一般での半分にも満たない。年金で補う事は可能ですが、そうしたところで本当の意味では自立しているとは言えません。
それが今の現実です。
それと比較してどうですか?
この小瓶の内容の方が「自立」が多少なりとも容易になっているとは感じませんか?
ななしさん
むしろ飽食の時代だから体を売ることが許されてるんだと思う。
売春は体を売る相手がいるからこそ、窃盗わ盗める物や盗みに入る家があればこそ。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
8通目の方。
ですよね。何の努力もせず、楽な道に逃げるのは良くない事だと思います。
精神の成熟とは、傍目には判りにくい事の一つだと思います。もっと言えば、年齢が高いから精神が成熟しているとは限らず、反対に若いからと言えども子供かと問われるとそうとも限らない事でしょう。
ゆえに何を以て精神の成熟を表すかにもよりますが、実際の年齢と大人・子供の判断が容易ではない現在として成人であるという事ないし未成年であるという事はルールとして定めるのには不適格である、と僕は思います。
ななしさん
村上春樹を読んでいるとそういったことの忌避感無くなってきますね。怠けた理由で無ければ売春もいいと思います。まあ考え方が色々あったからこその今の法律でしょう。一番怖いのは成熟した人間が未成熟な者に押し付けを行うことですし、それを事前に防止するのは大事です。ですが成熟した者同士がやるなら構わないかな。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
「平和」のために努力してくれた先祖の方々には感謝しますが、その「平和」の上に胡座を掻いているのが今の人間なのではないか、と僕は思います。
一人一人の人間が明確には「平和」を維持する活動を行ってはいない現代、平和が崩壊するのを防ぐために敢えて逆転の発想をした小瓶を流させて頂いている次第です。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
四通目の方。
ただ、それに対して現代人は何をしているか?という話しですよね。
政治家は高い効果を持つ何かを出来る筈なのに足の引っ張り合いをしていて何もしていないように思えます。
一方の一般市民はただ安穏と生活するばかりで何もしていないでしょうね…。僕自身も何かをしたくとも出来ていないのが現状です。
謂わば、結果として平穏が続いているから良いけれども、その平穏が何らかの要因によって壊された時、あわてふためく事になるという事になるのではないかと予想しています。
それを防ぐために何をするか?が問題ではないでしょうか?
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
三通目の方。
やむ無し、と言いますか…改善策と同時に足元を見ましょう、という事ですよね。
理想を追い求めるだけでなく、当事者の気持ちを考え、行動する、という奴です。
当事者の気持ちや境遇を考えず、ただ罰する。それでは不満や不公平感は溜まる一方だと思うんですよ。
そうなると、別の小瓶でも申し上げた通り、感情の風船がいずれ爆発し、より大きな犯罪が発生してしまいかねません。
それを防ぐためだと思って頂ければ。
人間誰しも貧乏にはなりたくないものです。
なのでこういった小瓶を流させて頂いた訳です。
ななしさん
売春や窃盗が多発する国を調べたら?
子供に強盗させる大人がいる。性病で死ぬ人もいる。
発展途上国はどこでもそうなんだよ。
荒廃した環境で生きるために必死になると、そういう国になる。
昔の日本もそうだった。
娘に身を売らせたくない。
子供をヤクザにしたくない。刑務所に送りたくない。
わずかにいる金持ち達のように、ちゃんとした教育を受けさせて、刑務所や性病や不妊と無縁の仕事をさせたい。
そう願い歴史や法律と戦ってくれたご先祖様のおかけで私達がいる。
売春や強盗が「仕方ない」と言われる世界を変えるために必死になってくれた人の為に、今度は私たちがふんばる。また元の世界に戻さないように。
「世の中が厳しいんだから仕方ないよね」と日和見な意見は、寛大に見えて、とてもとても無責任だ。
ななしさん
窃盗や売春しなきゃ生きていけないような環境や貧富の差もやむなし、ってこと?
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
そういう事象は忌避すべきものです。
ですが、起こりうる現実を見据える事も大事だと思います。
野菜を育てる人、肉となる動物を育てる人、彼らの事を考えてみた事はありますか?
彼らにも当然、生活が有りますし、その為にはそれなりの利益を上げる必要が有ります。彼らが欲張らず適正価格で品物を売れば、僕や貴方も命を繋ぐ事が出来ます。
そうして社会は循環しているのですが、その均衡を崩せば困る人が必ず出てくる訳です。
ゆえに、安易に値段を上げる事も下げる事も良しとする訳にはいかないと僕は考えます。
今は(たぶん)均衡の取れた状況にあると思います。それでも貧困家庭が増えていると聞きますよね。今はそういう社会なんです。
で、話しは戻りますが、死なないための窃盗や売春買春は致し方なし、だと僕は思います。
勿論、それが嘘でなければ、という条件付きですがね。生きる為に仕方なく行っているのであった場合、僕は出来る範囲において協力する事でしょう。
ななしさん
そんなことしなくても満足に生きられる社会を願った方がよくない?
あなたの望む社会を望まない人が多かったからいまの社会があるのだろうし、理想を放棄したら悪化する一方だと思う。
確かに人間の強い生命力、命の逞しさに惹かれることはあるけど、憧れは非現実だからこそ。
売春宿で懸命に働く女こども。
見世物小屋での奇異の目に耐える障害者。
戦渦のなか互いを守ろうとする親子兄弟。
本当に現実に必要かな。
絵物語のなかだけで充分だよ。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。