名前のない小瓶
先を感じられない未来が怖いのか、貴方からは漠然とした不安を感じます。
自分を含む全ての人間と関連するすべての現実は混沌と同義だと私は思います。
道端に落ちている小石でさえ様々な要素や時間を経てそこにあるし、また人ならばさらに目まぐるしいでしょう。
何かの本質を知るのは素敵で楽しいことですが、しかし、同時にすべてを知ることなど不可能です。
きっと果てまで続く砂漠にポツンと一人、両手には訳の分からないガラクタを抱えている心持ちなのでしょう。
どこに行き何をしていいのか分からず、すべて投げ捨てて終わってしまいたいという、絶望感を感じるのは仕方のないことです。
しかし、物事とは割りと単純です。
この場合は手近に水、次に食べ物ですね、持ってるものも使いましょう。どこにあるか分からない街とかをドカンと当てようとせずに地道にいきましょう?
死にたいと言いましたよね?勇気が出ないとも。それはきっと、貴方がホントにしたいことではないから、やる気がでないんです。
きっと貴方は幸せになりたいんですよ、貴方の幸せの形は私には分からないですが、探すことから始めたらいいんではないですか?
砂漠のように水から、食料を探しているうちに街に続く街道なんかも見つかるかもしれません。
何をしたらいいか分からないなら身近な問題から。お住まいの掃除だっていいんです、スッキリしますしね!それからゆっくり考えればいいんです。
人生長いんです、じっくりいきましょうよ。