ななしさん
どんなに死にたいと思っている人でも、お腹が空いたら何か食べますよね。食べられない時は病院に行きます。
逆にどんなに生きたいと思っても、ご飯が食べられないとか、いきなり車が突っ込んでくれば死ぬ。
つまり、命に感情は関係ないのです。
生きたいと思おうが死にたいと思おうが、生きるための行動をしていれば生きるし、そうでなくなれば死ぬ。
だから生きたい死にたいに関わらず生きる人は生きるのです。
あなたも、もし食事を一切とらず、病院に行くのも拒んでいたら、やがて飢えで死んでしまうでしょう。ご飯が食べられないのはとても深刻です。時間はかかりますが、飛び降りよりは確実に死にます。
でもあなたは、今はそれをしていませんよね。毎日、お腹が空いたら何か食べているはずです。
それは、死にたいという気持ちより、生きるという体の本能の方が強いからです。
少なくとも、「殺してほしい」という他人任せな状態では、死にたい気持ちが本能に勝ることはないでしょう。
自殺する人は、他人任せにしていません。殺してくれる人を待たず、自分で自分を傷つけて亡くなりました。とても悲しいことだけど、それがその人の決意です。
体の生存本能はとても強いから、それくらい覚悟がある人でなければ、死は手に入らないのだと思います。