別れてからそろそろ1年が経つらしい。
別れてから半年以上は執着ばかりしていて相手に嫌な思いをさせ続けてきた。そんな中でも転機は訪れ、今から3ヶ月前に私は少し変わる事ができた。
友達が私の手を引いてくれて、しばらく活動をやめていたサークルに復帰したのである。
受け持っていた役割もあったのに、組んでいたグループの解散に伴いサークルに行かなくなったのに、「久しぶりだね〜!」「やっぱり◯◯がいると謎の安心感があるよね」と、ブランクがなかったかのように受け入れてくれたのだ。
人間関係で揉め、私には当時付き合っていた彼しかいないと思っていた。
彼しかいなかったのに、彼は私を捨てた。ゼミが一緒でも、時々連絡を取ってくれても、本当に孤独のように感じた。周りの女は彼を狙う敵にしか見えなかった。彼に執着した。より人を突き放した。
それでもほんの一握り、そばにいてくれる友達がいて何とかやっていけた。
それだけでもありがたかったのに、サークルという集団でも私を受け入れてくれたという事実が、とても嬉しかった。
そこから1ヶ月のうちにみるみる前向きになっていった。
ネガティブにしか考えられなかった彼との別れも、執着などの悪い気持ちを捨てて考えられるようになり、彼がいなくても楽しめる人間関係を持つ事が出来るようになるまで成長した。
だが、嫌いな女と関わっている姿を見ると、どうしてもイライラしてしまうのはまだ直らないのが悔しくてたまらない。こんな女に私は負けていない。番号が隣だからなんだ、高校の同級生と仲良いから自分も喋るとか、なんだ。そんな女早く死んでしまえばいいと、未だに思う。
それでも、彼を好きという気持ちは 彼を好きになった時から全く変わらなかった。
だからこそ、新しくなった私でもっと貴方を好きになりたいし、私を好きになってほしいのである。
世間を知らないのに、と言われても 私は貴方に全てを捧げてもいいと思えてしまったから、きっといつまでも好きなのだろう。断られても、好きなのだろう。貴方に新しい相手が出来たら、私は消えていなくなってしまうかもしれない。貴方との幸せを歩めない私はいらないし、私との幸せを歩めない貴方もいらないのかもしれない。
別れたという不幸せは、2人で幸せになるためには必要な事なのかもしれない。
こうした自分勝手な気持ちは嫌われてしまうと分かっている。それでも、私は貴方と幸せになるために生きているよ 好きと言ってくれたその日から 毎日大好きだよ 忘れないよ